スナップショットから、プロジェクトの特定のファイルをワーキングディレクトリーに展開する
「スナップショット」から、プロジェクトの特定のファイルを「ワーキングディレクトリー」に展開します。ここでは例として、一つ前の「スナップショット」から「test.txt」ファイルを「ワーキングディレクトリー」に展開します。
注意
すでに「ワーキングディレクトリー」内に同名のファイルが存在する場合、それらのファイルは「スナップショット」から取得したファイルで上書きされます。1.ブランチの確認
ブランチの一覧を表示すると、以下のようになっています。「*」マークが付いている「master」ローカルブランチが、現在のブランチであることが分かります。
従って「HEAD」は「master」ローカルブランチを指しています。
2.ワーキングディレクトリーの確認
「ワーキングディレクトリー」内のファイルは、以下のようになっています。「test.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。
3.コマンドの実行
「端末」から、以下のコマンドを実行します。コマンドの詳細は、「スナップショットから、特定のプロジェクトのファイルをワーキングディレクトリーに展開するコマンドの説明」を参考にしてください。
git checkout HEAD^ test.txt
4.コマンドの実行結果
問題がなければ、特にメッセージは表示されません。5.ワーキングディレクトリーの確認
「ワーキングディレクトリー」内のファイルは、以下のようになっています。ファイル構成は同じですが、「test.txt」ファイルのみ、中身が1つ前の「スナップショット」から取得したファイルになっています。
「test.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。