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Ubuntu Git その378 - インタラクティブモードで、自動的にfixup対象のコミットオブジェクトを判別し、リベースを行う(git rebase)

インタラクティブモードで、自動的にfixup対象のコミットオブジェクトを判別し、リベースを行う

  「インタラクティブモード」では、自動的にfixup対象のコミットオブジェクトを判別し、リベースを行うことができます。

  fixupとは

    fixupとは、リベース元の複数の「コミットオブジェクト」の変更内容を、リベース先の1つの「コミットオブジェクト」に取り込むことです。

    「インタラクティブモード」の「fixup」コマンドを参考にしてください。

  fixup対象のコミットオブジェクト

    fixup対象の「コミットオブジェクト」は、「コミットタイトル」から自動的に判別されます。

    「コミットタイトル」が「fixup! 」で始まるリベース元の「コミットオブジェクト」は、「fixup! 」を除いた「コミットタイトル」と同じ「コミットタイトル」を持つリベース元の「コミットオブジェクト」にfixupされます。

    例えば、あるリベース元の「コミットオブジェクト」の「コミットタイトル」が「BugFix-001」だった場合、「コミットタイトル」が「fixup! BugFix-001」のリベース元の「コミットオブジェクト」は、fixup対象の「コミットオブジェクト」になります。

コマンドの実行例

  コマンドの実行例です。

  1.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    現在のブランチは、「fix」ブランチであることが分かります。
    同様に、「HEAD」は「fix」ブランチを指していることが分かります。


    ここでは例として、「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースし、「mastsr」ブランチに「fix」ブランチの変更内容を結合します。

  2.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースするため、リベース対象の「コミットオブジェクト」は、以下のようになります。

  • Commit4
  • Commit5
  • Commit6

  3.コミットタイトルの確認

    リベース対象の「コミットオブジェクト」の「コミットタイトル」を表示すると、以下のようになります。


  4.リベース対象のコミットオブジェクトの情報

    リベース対象の「コミットオブジェクト」の情報をまとめると、以下のようになります。

コミットオブジェクト コミットオブジェクトの識別子 コミットタイトル
Commit4 a7e1f73ecfe9ed0b1361850826c2ea0a96d97c30 BugFix-001
Commit5 7ad66df5e4c413f64ad53905c284d183de0829af BugFix-002
Commit6 72ddb2cf2668bda62c114a146b2137ccb5c58f6c fixup! BugFix-001

  5.コマンドの実行

    コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。

ショートオプション ロングオプション
-i --interactive
ー --autosquash

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、以下を参考にしてください。

  • ファイルの変更内容を異なるブランチに結合するコマンドの説明
  • 対話的にリベースを行うインタラクティブモードとは

    ポイントは、赤字の箇所です。

git rebase --verbose --interactive --autosquash master


  6.todoリストの編集

    以下のようにテキストエディターが起動し、「todoリスト」が表示されます。
    「Commit6」コミットオブジェクトが、fixup対象の「コミットオブジェクト」になっています。

    「Commit6」コミットオブジェクトの変更内容は、「Commit4」コミットオブジェクトのリベース時に取り込まれます。


  7.リベースの続行

    「todoリスト」に従い、リベースが行われます。


  8.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    「fix」ブランチが指す「コミットオブジェクト」の識別子が、「1.」と異なっています。


  9.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「Commit4」と「Commit6」の変更内容を元に、「Commit4’」が新規に生成されています。
    「Commit5」の変更内容を元に、「Commit5’」が新規に生成されています。

  10.コミットタイトルの確認

    リベースされた「コミットオブジェクト」の「コミットタイトル」を表示すると、以下のようになります。


    上から以下の順番で「コミットタイトル」を表示しています。

  1. Commit5’
  2. Commit4’
  3. Commit3

Git
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