アイテムの表示・非表示をアクセス権で制御する設定を行う(Capabilities)
アイテム一覧でアイテムを選択し「Capabilities」タブをクリックすると、アイテムの表示・非表示をファイルのアクセス権で制御する設定項目が表示されます。「Nautilus」で選択されているファイルのアクセス権を条件にして、アイテムの表示・非表示を切り替えることができます。
CapabilitiesのUI構成
CapabilitiesのUI構成です。1.Capability filter
アクセス権の条件です。ここをクリックすると、「Capability filter」の昇順・降順でフィルターをソートします。
2.Must match one of
「Must match one of」をオンにすると、ファイルのアクセス権が「Capability filter」の条件に合う場合、アイテムは「Nautilus」のコンテキストメニューに表示されます。ここをクリックすると、「Must match one of」の昇順・降順でフィルターをソートします。
また各フィルターの「Must match one of」をクリックすると、「Must match one of」が有効になります。
3.Must not match any of
「Must not match any of」をオンにすると、ファイルのアクセス権が「Capability filter」の条件に合う場合、アイテムは「Nautilus」のコンテキストメニューに表示されません。ここをクリックすると、「Must not match any of」の昇順・降順でフィルターをソートします。
また各フィルターの「Must not match any of」をクリックすると、「Must not match any of」が有効になります。
4.フィルターの一覧
フィルターの一覧が表示されます。フィルター作成時の注意事項
フィルター作成時の注意事項です。1.同じ「Capability filter」を持つフィルターは作成不可
同じ「Capability filter」を持つフィルターは作成できません。2.ファイルが1つも選択されていない場合
「Nautilus」でファイルが1つも選択されていない場合、現在「Nautilus」で表示しているフォルダーが選択されているものとして扱われます。3.ファイル名の条件に複数マッチした場合
複数のフィルターを作成した場合、ファイルのアクセス権が複数の条件にマッチする場合があります。そのマッチした条件の中に「Must not match any of」が含まれていた場合、アイテムは「Nautilus」のコンテキストメニューに表示されません。
4.複数のファイルが選択されている場合
「Nautilus」で複数のファイルが選択されている場合、1つでも「Must not match any of」の条件にマッチするファイルが存在すると、アイテムは「Nautilus」のコンテキストメニューに表示されません。フィルターを追加する
フィルターを追加します。1.フィルターの追加
右側の「+」ボタンをクリックします。注意
「Insert」キーを押してフィルターを追加しないでください。2.Capabilityの選択
以下の画面が表示されるので、キャパビリティー一覧からキャパビリティーを選択し「OK」ボタンをクリックします。キャパビリティー一覧にあるキャパビリティーは、以下のとおりです。
キャパビリティー | 概要 |
---|---|
Executable | 実行可能なファイル |
Local | ローカルにあるファイル |
Owner | 自分が所有者であるファイル |
Readable | 読み込み可能なファイル |
Writable | 書き込み可能なファイル |
ここでは例として、「Readable」を選択しました。
4.フィルターの追加完了
以下のようにフィルターが追加されます。フィルターを削除する
フィルターを削除します。1.フィルターの選択
削除するフィルターを選択します。2.フィルターの削除
右側の「ー」ボタンをクリックします。「Delete」キーを押しても良いです。