Nautilus Actionsの動作環境設定を行う(Runtime Execution)
「Runtime Execution」タブをクリックすると、「Nautilus Actions」の動作環境設定を行うことができます。Execution in a terminal
端末の実行に関する設定です。Command pattern
アイテムに設定したコマンドを実行するシェルをパターンで指定します。アプリ(コマンド)を端末で実行する時に使用される設定です。
「COMMAND」にアイテムで設定したコマンドが指定されます。
通常は以下のように指定しておけば十分でしょう。
gnome-terminal -e COMMAND
このコマンドパターンは、「端末」を起動し、アイテムに設定したコマンドを実行します。
Desktop environment
OSのデスクトップ環境を設定します。Runnning desktop environment
OSのデスクトップ環境を以下のメニューから指定します。Ubuntuのデスクトップ環境は「Unity」ですが、「Unity」が選択肢にないため、「Rely on runtime detection」か「GNOME desktop」を選択しておくとよいでしょう。
Rely on runtime detection
デスクトップ環境を自動的に検出します。Currently detected
自動検出されたデスクトップ環境が表示されます。Nautilus Actions Configuration ToolsのUI設定を行う(UI Preferences)
「UI Preferences」タブをクリックすると、「Nautilus Actions Configuration Tools」のUI設定を行うことができます。Relabeling items
クリップボードにコピーしたアイテムの貼り付けやアイテムの複製時に、アイテム名の変更を行うかどうかの設定です。Relable menus
チェックをオンにすると、メニューアイテムのアイテム名を変更します。Relable menus
チェックをオンにすると、アクションアイテムのアイテム名を変更します。Relable profiles
チェックをオンにすると、アクションアイテムのアイテム名を変更します。アイテム複製時の例
アイテムの複製例です。ここでは例として、以下のアイテムを複製します。
上記すべてのチェックをオンにしてアイテムを複製すると、以下のように複製されたアイテムのアイテム名に「Copy of」が付きます。
チェックをオフにしてアイテムを複製すると、以下のように複製されたアイテムのアイテム名は、複製元と同じアイテム名になります。