Request Trackerプラグイン
Request Trackerプラグインは、ITS(Issue tracking system)やBTS(Bug Tracking System)で使用されるチケットの詳細ページを表示するプラグインです。チケットは課題や問題を識別する識別するアイテムですが、チケットが番号で識別されるシステムならこのプラグインが利用できます。
ちなみにこのプラグインは、URLの一部をユーザーが入力した数値で置き換え、そのURLをブラウザーで開くので、ITS/BTSでなくても数値でページを一意に識別できるシステムなら、このプラグインを利用できます。
Request Trackerプラグインの設定
Request Trackerプラグインを利用する前に、Request Trackerプラグインの設定を行う必要があります。Request Trackerプラグインを選択して「設定」ボタンをクリックすると、以下の設定画面が表示されます。
設定画面では、現在登録されているURLの一覧が表示されます。
複数のURLを登録することができます。
URLを追加する
URLを追加します。1.URLの追加
「追加」ボタンをクリックします。2.URL名の入力
以下のように「Name」が入力できるようになるので、URL名を入力します。URL名はDO画面でURLを識別する名称です。
ユーザーから見ると、サービス名やプロジェクト名と言ったところでしょうか。
分かりやすい名称を入力するとよいでしょう。
「Name」を入力したら、「エンター」キーを押します。
ここでは例として、「launchpad」と入力しました。
3.URLの入力
「URL」をクリックしてブラウザーで開くURLを入力します。ユーザーが入力する数値を置き換える箇所に「{0}」を記述します。
「URL」を入力したら、「エンター」キーを押します。
ここでは例として、「https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+bug/{0}」と入力しました。
このURLは、Ubuntuの不具合報告ページを開くためのURLです。
「{0}」には、バグIDが入ります。
4.追加完了
以下のようにURLが追加されます。URLを削除する
URLを削除します。1.URLの選択
削除したいURLを選択します。2.URLの削除
「削除」ボタンをクリックします。3.削除完了
以下のように、選択したURLが削除されます。Request Trackerプラグインの使い方
Request Trackerプラグインの使い方です。1.アクションの選択
1番目のペインで「Request Tracker」アクションを選択します。2.チケット番号の入力
2番目のペインにチケット番号を数値で入力します。3.URLの選択
3番目のペインで設定画面で登録したURLを選択します。4.URLの生成
「エンター」キーを押すとURLが生成され、1番目のペインにURLが選択された状態になります。この例では、「Microsoft has a majority market share」のURLが生成されています。