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何故Ubuntuソフトウェアセンターを廃止して、GNOMEソフトウェアを採用するのか?

  以前紹介した通り、UbuntuソフトウェアセンターはUbuntu 16.04で廃止され、代わりに「GNOMEソフトウェア(gnome-software)」がインストールされる予定です。


  Ask Ubuntuに表記の質問があったので回答を紹介します。

  UbuntuデスクトップマネージャーのWill Cooke氏は、Ubuntuオンラインサミットで以下のように説明しています。

我々は、Snappy のサポートを「Ubuntuソフトウェアセンター」に追加するより、「GNOMEソフトウェア」に追加するほうがより良い結果を出せると確信している。
「Ubuntuソフトウェアセンター」を「GNOMEソフトウェア」に置き換えるつもりだ。

  一方PCWorldでは、辛辣な口調で「放置され劣化しているUbuntuソフトウェアセンターの代わりに、ユーザーはモダンなソフトウェアを手にするだろう」と題しこの件に触れています。

もしあなたが「Ubuntuソフトウェアセンター」の劣化を感じ続けているなら、「GNOMEソフトウェア」への置き換えは驚くようなニュースではない。
私は2015年の夏、Canonicalが「Ubuntuソフトウェアセンター」を十分にメンテナンスせず放置し腐らせている内容の記事を投稿した。

また、ソフトウェアを販売している開発者や、販売されているソフトウェアを購入したユーザーに十分な周知が行われないまま、アプリを販売する機能を無効化した。
Ubuntu MATE 15.10ではすでに「Ubuntuソフトウェアセンター」がインストールされなくなっている。

「Ubuntuソフトウェアセンター」がリリースされた時、「Ubuntuソフトウェアセンター」は素晴らしいソフトウェアだった。
「Ubuntuソフトウェアセンター」はユーザーにとって分かりやすいインターフェースを提供し、アプリのインストールを簡単にした。
しかし「Ubuntuソフトウェアセンター」の動作は重く、改善されることはなかった。

そのような状況の中、「Ubuntuソフトウェアセンター」のようなアプリのインストールを支援するアプリが開発された。
「GNOMEソフトウェア」はその最たる例だ。

結局Ubuntuの開発者達は「Ubuntuソフトウェアセンター」に手を加えることはしなかった。
現在Ubuntuの開発者達は、Unity 8で採用予定の次世代のアプリケーションストアを開発している。
それはUbuntu Phoneで動作し、最終的にUbuntu Desktopでも利用できるようになるだろう。

もしあなたがFedoraを利用したことがあるのなら、「GNOMEソフトウェア」を見たことがあるだろう。
Unity 7を採用するUbuntu 16.04では、「GNOMEソフトウェア」が提供される。
「GNOMEソフトウェア」は、Ubuntu以外の開発者がメンテナンスや開発作業を行うため、Ubuntuの開発者達は開発やメンテナンスにかかるコストから開放される。

「GNOMEソフトウェア」はモダンな設計になっていて、Ubuntuの開発者達はSnappyのサポートを古くなった「Ubuntuソフトウェアセンター」に追加するよりも、「GNOMEソフトウェア」に追加したほうがより簡単に実装できると感じている。

  参考



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