Ubuntu 15.10のLinux KernelとXサーバーをインストール
Ubuntu 14.04にUbuntu 15.10のLinux KernelとXサーバーをインストールします。注意
Ubuntu 15.10のLinux KernelとXサーバーをインストールすることで、ドライバーもバージョンアップします。不具合の解消や機能の改善、及びパフォーマンスの向上等のメリットを享受することができます。
一方で、新たに不具合が発生したり、今まで動作していたハードウェアが動作しなくなるなどのリスクもあります。
現状特に問題なくハードウェアが動作している場合は、無理にUbuntu 15.10のLinux KernelとXサーバーをインストールする必要はありません。
「LTS Enablement Stack」の目的は、新しいハードウェアへの対応です。
1.ソフトウェアの更新
事前に「ソフトウェアの更新」を起動し、他にアップデートがないか確認しておきます。アップデートがあれば、まずソフトウェアのアップデートを行っておきます。
2.コマンドの実行
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install --install-recommends linux-generic-lts-wily xserver-xorg-core-lts-wily xserver-xorg-lts-wily xserver-xorg-video-all-lts-wily xserver-xorg-input-all-lts-wily libwayland-egl1-mesa-lts-wily
コマンドを貼り付けるには
コピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。パスワードの入力が促されたら
以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。
[sudo] password for ユーザー名:
パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。
3.インストール確認
以下のようにインストール確認が行われるので、「エンター」キーを押します。4.インストール完了
以下のように、インストールが完了します。UbuntuをUEFIでインストールしている場合、引き続き以下の作業を行います。
UbuntuをUEFIでインストールしていない場合、PCを再起動します。
UbuntuをUEFIでインストールしている場合
UbuntuをUEFIでインストールしている場合、追加のインストールが必要です。1.コマンドの実行
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install linux-signed-generic-lts-wily
コマンドを貼り付けるには
コピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。パスワードの入力が促されたら
以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。
[sudo] password for ユーザー名:
パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。
2.インストール確認
以下のようにインストール確認が行われるので、「エンター」キーを押します。3.インストール完了
以下のように、インストールが完了します。インストールが完了したら、PCを再起動します。
バージョンの確認
PCが起動したら、Linux KernelとXサーバーのバージョンを確認します。1.Linux Kernelのバージョン確認
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
uname -r
「4.2.0・・・」と表示されればOKです。
2.Xサーバーのバージョン確認
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
Xorg -version
最初の行に「X.Org X Server 1.17.2」と表示されていればOKです。
以上で確認は完了です。