VirtualBox 5.0.18がリリースされました
2016/4/18にVirtualBox 5.0.18がリリースされました。VirtualBoxのリポジトリーを利用している人は、「ソフトウェアの更新」で「VirtualBox 5.0.18」にアップデートできます。
注意
「VirtualBox 5.0.18」にアップデートする時は、必ず事前に「VirtualBox」が起動していないことを確認してください。「VirtualBox」が起動している状態でアップデートを行うと、アップデートに失敗します。
VirtualBox拡張パックのインストール
「VirtualBox」アップデート後に「VirtualBox」を起動すると、VirtualBox拡張パックのインストールが促されます。VirtualBox拡張パックをインストールすると、USB 3.0ホストコントローラーの利用など、VirtualBoxで利用できる機能が増えます。
画面の案内に従い、VirtualBox拡張パックをインストールしておきます。
パスワードの入力が表示されたら、現在ログインしているユーザーのパスワードを入力してください。
VirtualBox拡張パックのインストールが促されない時は、「ファイル」メニューを開き「アップデートを確認」をクリックしてください。
VirtualBox 5.0.18の変更点
VirtualBox 5.0.18の変更点は、「ChangeLog」を参考にしてください。今回のリリースはメンテナンスリリースなので、不具合の修正が主な変更点になります。
- メインウィンドウの配置位置を正しく復元できるように修正
- パスワードが設定されていない暗号化HDD接続時の動作改善
- 仮想マシン終了時のクラッシュを修正
- メインウィンドウのスクロールバー表示の改善
- PCスピーカーパススルー動作の改善
- ドラッグ&ドロップ動作の改善
- EFI使用時のSATAホットプラグ動作の改善
- USBデバイスの非アスキー文字の扱い改善
- 古いスナップショット削除時の動作改善
- Linux Kernel 4.5に関する問題の修正
- Linux Kernel 4.6に関する問題の修正
- X.Orgがroot権限を持っていない時に、Kernelグラフィックドライバーを追加
- 3Dアクセラレーション有効時、ソフトウェアレンダリングに関する問題の修正
仮想マシンにUbuntu 15.10をインストール
ホスト「Ubuntu 15.10 64bit」 + 仮想マシン「Ubuntu 15.10 64bit」の環境に、「Guest Additions」をインストールして利用してみましたが、現状特に問題は起きていません。Unityも3Dアクセラレーションが有効な状態で動作しています。
Guest Additionsをインストールし、3Dアクセラレーションを有効にしておく
仮想マシンにUbuntuをインストールした後やVirtualBoxをアップデートした後は、忘れずに「Guest Additions」をインストールしておきましょう。「Guest Additions」のインストール状況は、「セッション情報」から確認できます。
また、仮想マシンの設定で3Dアクセラレーションを有効にしておきましょう。