以前のバージョンのLinuxカーネルをまとめて削除するには
以前のバージョンのLinuxカーネルをまとめて削除する方法です。環境によっては以前のバージョンのLinuxカーネルがそこそこ溜まるので、不必要なら以前のバージョンのLinuxカーネルを削除することで、HDDの使用量を減らすことができます。
注意
以前のバージョンのLinuxカーネルを削除する前に、現在利用しているLinuxカーネルが正常に動作していることを確認してください。Ubuntuでは、新しいバージョンのLinuxカーネル使用時に何か問題があった時に、ユーザーは以前のバージョンのLinuxカーネルでUbuntuを起動することができます。
そのため現在利用しているLinuxカーネルで無線LANが繋がるかどうかや音が正常に出ているかどうかなど、事前にハードウェアの利用に問題がないことを確認しておきましょう。
現在利用しているLinuxカーネルのバージョンを調べるには
以前のバージョンのLinuxカーネルとは、現在利用しているLinuxカーネルよりも前のバージョンのことです。現在利用しているLinuxカーネルのバージョンを調べるには、「端末」から以下の古マンドを実行します。
uname -r
以下のように、現在利用しているLinuxカーネルのバージョンが表示されます。
上記のケースでは、現在利用しているLinuxカーネルのバージョンは「4.4.0-24」です。
従ってこれより前のバージョンのLinuxカーネルをまとめて削除します。
1.byobuパッケージのインストール
以下のボタンをクリックして、「byobu」パッケージのインストールします。2.コマンドの実行
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo purge-old-kernels
コマンドを端末にコピー&ペーストするには
コマンドを「端末」にコピペするには、コマンドをコピーした後「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押してください。パスワードの入力が促されたら
コマンド実行時、以下のようにパスワード入力が促されたら、パスワードを入力して「エンター」キーを押してください。
[sudo] password for ユーザー名:
入力したパスワードは表示されないので注意してください。
3.Linuxカーネルの削除確認
以下のように、削除対象のLinuxカーネルパッケージの一覧が表示されます。続行するには、「エンター」キーを押します。
Linuxカーネルの削除を中止するには、「n」を入力して「エンター」キーを押します。
4.Linuxカーネルの削除
以下のように、以前のバージョンのLinuxカーネルが削除されます。以上で完了です。