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LXQtとLXDEのメモリー使用量の比較

公式サイトにて、「LXQt」と「LXDE」のメモリー使用量の比較が行われています。
また参考までに「Xfce」など他のデスクトップ環境との比較も行われています。



Qtは肥大化したライブラリーであり、Qtで作られているソフトウェアもまた肥大化するといった内容がいつも噂されている。
LXDEの開発者達はLXQtへ移行するという間違った方針を決定したとある人たちは主張した。

その思い込みをテスト結果を以って是正してみてはどうだろうか?
実際LXQt 0.11は、GTK+2で作られているXfceよりもメモリー使用量は僅かに少ないのだ。

比較に使用した環境

メモリー使用量の比較に使用されているデスクトップ環境は、以下の通りです。

デスクトップ環境 バージョン
LXQt 0.11
Xfce 4.12.3
Cinnamon 3
GNOME 3.20

テストに使用した環境は、以下の通りです。

項目 内容
仮想マシン Virtualbox 5.1.6
OS Debian testing
(クリーンインストール)
CPU 2コアCPU
メモリー 512MB
解像度 XGA(1024x768)

メモリー使用量

メモリー使用量の比較結果です。


青いバー

青いバーで表示される結果は、以下の手順で作業を行った時のメモリー使用量です。

  1. コールドブート
  2. アプリのアイコンの読み込みを行うため、アプリケーションメニューを開く
  3. xtermを起動する
  4. free -mhコマンドを実行する

オレンジ色のバー

オレンジ色のバーで表示される結果は、「青いバー」の手順と同じです。

ただし以下の点が異なります。
テストを行う前に、「Cinnamon」と「GNOME3」を同じ環境にインストールしています。
そのため起動時やログイン後に起動するサービスが増加しており、青いバーよりメモリーの使用量は増加傾向にあります。

黄色いバー

黄色いバーで表示される結果は、以下の手順で作業を行った時のメモリー使用量です。

  1. コールドブート
  2. デフォルトのファイルマネージャーを起動する

「Openbox」にはデフォルトのファイルマネージャーがないため、GTK+2版の「PCManFM」を使用しています。

結果

「LXQt」は多くの機能が追加されているにも関わらず、メモリー使用量は「GTK+2」で作られている「LXDE」と大差ありません。
約1.1倍程度の差でしょうか。

もしあなたが誰かに「Qtは肥大化している」「LXQtはもはや軽量ではない」と言われたら、この結果を案内して欲しい。

百聞は一見にしかずである。


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