NTPの脆弱性
2016年10月5日に、なりすましやクラッシュなど様々な脆弱性に対応した「NTP」がリリースされています。「NTP」は「Network Time Protocol」を使用し時刻合わせに使用されるソフトウェアです。
「NTP」はデフォルトではインストールされていません。
またデフォルトではNTP AppArmorプロファイルにより、攻撃者は隔離されます。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
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USN-3096-1 | CVE-2015-7973 CVE-2015-7974 CVE-2015-7976 CVE-2015-7977 CVE-2015-7978 CVE-2015-7979 CVE-2015-8138 CVE-2015-8158 CVE-2016-0727 CVE-2016-1547 CVE-2016-1548 CVE-2016-1550 CVE-2016-2516 CVE-2016-2518 CVE-2016-4954 CVE-2016-4955 CVE-2016-4956 |
Ubuntu 16.04 Ubuntu 14.04 Ubuntu 12.04 |
・クラッシュ ・なりすまし攻撃 ・反射攻撃 ・任意ファイルの上書き ・権限の取得 ・動作妨害 ・message digestキーの復元 |
USN-3096-1 | CVE-2015-7975 | Ubuntu 16.04 | ・クラッシュ |
USN一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「NTP」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「NTP」のアップデートを行ってください。