Linux Kernelの脆弱性
2016年10月11日に任意コードの実行やクラッシュなど脆弱性に対応したLinux Kernelがリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3097-1 | CVE-2016-6136 CVE-2016-6480 CVE-2016-6828 |
Ubuntu 12.04 | ・クラッシュ ・任意コードの実行 ・システム監査の妨害 |
USN-3098-1 USN-3098-2 |
CVE-2016-6136 CVE-2016-6480 CVE-2016-6828 CVE-2016-7039 |
Ubuntu 14.04 Ubuntu 12.04 |
・クラッシュ ・任意コードの実行 ・システム監査の妨害 |
USN-3099-1 | CVE-2016-6130 CVE-2016-6480 CVE-2016-6828 CVE-2016-7039 |
Ubuntu 16.04 | ・クラッシュ ・任意コードの実行 ・機密情報の漏洩 |
USN-3099-2 USN-3099-3 USN-3099-4 |
CVE-2016-6480 CVE-2016-6828 CVE-2016-7039 |
Ubuntu 16.04 Ubuntu 14.04 |
・クラッシュ ・任意コードの実行 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3097-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3098-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3098-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerabilities
- USN-3099-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3099-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3099-3: Linux kernel (Raspberry Pi 2) vulnerabilities
- USN-3099-4: Linux kernel (Qualcomm Snapdragon) vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。