BashからWindowsバイナリーを起動する機能の有効・無効を切り替えるには
BashからWindowsバイナリーを起動する機能の有効・無効を切り替える方法です。デフォルトでは、この機能は有効になっています。
設定はWSLセッションに保持される
設定はWSLセッションに保持されるため、すべての「WSL(Ubuntu on Windows)」を終了すると、設定はデフォルトの有効に戻ります。設定の確認
まずは設定の確認方法の紹介です。現在「Bash」から「Windowsバイナリー」を起動する機能が有効になっているかどうか調べるには、「Bash」から以下のコマンドを実行します。
cat /proc/sys/fs/binfmt_misc/WSLInterop
機能が有効になっている場合
機能が有効になっていれば、以下のように「enabled」と表示されます。機能が無効になっている場合
機能が無効になっていれば、以下のように「disabled」と表示されます。機能を有効にするには
機能を有効にするには、「Bash」から以下のコマンドを実行します。
sudo sh -c "echo 1 > /proc/sys/fs/binfmt_misc/WSLInterop"
試しに「メモ帳」を起動してみると、以下のように「メモ帳」が起動します。
機能を無効にするには
機能を有効にするには、「Bash」から以下のコマンドを実行します。
sudo sh -c "echo 0 > /proc/sys/fs/binfmt_misc/WSLInterop"
試しに「メモ帳」を起動してみると、「メモ帳」の起動に失敗します。