Ubuntu MonoフォントとTakaoゴシックフォント
「Ubuntu」では、固定幅のフォントに「Ubuntu Mono」フォントと「Takao ゴシック」フォントを利用しています。「Ubuntu Mono」には日本語のグリフが含まれていないため、日本語のグリフは「Takao ゴシック」を利用しています。
ここでは「ConEmu」で「Ubuntu Mono」フォントと「Takao ゴシック」フォントを利用する方法を紹介します。
1.Ubuntu Monoフォントのインストール
「Ubuntu Mono」フォントのインストール方法です。1-1.フォントファイルのダウンロード
「Ubuntu Font Family」にアクセスし、「Download for free」ボタンをクリックします。フォントファイルが入ったZipアーカイブがダウンロードされます。
1-2.フォントのインストール
ダウンロードしたZipアーカイブを展開し、以下のファイルを選択します。- UbuntuMono-B.ttf
- UbuntuMono-BI.ttf
- UbuntuMono-R.ttf
- UbuntuMono-RI.ttf
選択したフォントファイルを右クリックし表示されるメニューから「インストール」をクリックします。
以上でインストールは完了です。
ここでは同じアーカイブに含まれる「Ubuntu」フォント等可変幅のフォントはインストールしていませんが、他のアプリで使用するなら同じ方法でインストールすると良いでしょう。
2.Takao ゴシックフォントのインストール
「Takao ゴシック」フォントのインストール方法です。2-1.フォントファイルのダウンロード
「Takao Fonts」にアクセスし、「TakaoFonts_00303.01.zip」ボタンをクリックします。フォントファイルが入ったZipアーカイブがダウンロードされます。
2-2.フォントのインストール
ダウンロードしたZipアーカイブを展開し、以下のファイルを選択します。- TakaoGothic.ttf
選択したフォントファイルを右クリックし表示されるメニューから「インストール」をクリックします。
以上でインストールは完了です。
ここでは同じアーカイブに含まれる「Takao明朝」フォント等はインストールしていませんが、他のアプリで使用するなら同じ方法でインストールすると良いでしょう。
ConEmuのフォント設定
フォントのインストールが完了したら、次に「ConEmu」でそれらのフォントを使用するように設定します。1.設定画面の表示
ツールバー右上のボタンをクリックし、表示されるメニューから「Settings」をクリックします。2.フォント設定
左側の設定項目一覧から「Main」を選択し、以下のように設定します。設定したら「Save settings」ボタンをクリックします。
3.設定完了
以下のように設定したフォントが反映されます。日本語に関しては「Takao ゴシック」を選択すると、上に寄せられて出力されるため、デフォルトのほうが見通しが良いかもしれません。
背景色をUbuntuっぽくしてみる
おまけです。ついでに背景色を「Ubuntu」っぽくしてみます。
1.カラー設定
設定画面を開き、左側の設定項目一覧から「Colors」を選択します。以下のようにカラー設定画面が表示されるので、「Standard colors」で「#RRGGBB」をクリックします。
最後に「0.」に「#2C001E」を入力します。
設定したら「Save settings」ボタンをクリックします。