Linux Kernelの脆弱性
2017年2月21日及び2017年2月22日に、クラッシュや不正に管理権限を取得されるなど複数の脆弱性に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3206-1 USN-3207-1 USN-3207-2 |
CVE-2016-7910 CVE-2016-7911 CVE-2017-6074 |
Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS(HWE) Ubuntu 12.04 LTS |
・クラッシュ ・管理権限取得 |
USN-3208-1 USN-3208-2 |
CVE-2016-10088 CVE-2016-9191 CVE-2016-9588 CVE-2017-2583 CVE-2017-2584 CVE-2017-5549 CVE-2017-6074 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・管理権限取得 ・機密情報漏洩 |
USN-3209-1 | CVE-2016-10088 CVE-2016-9588 CVE-2017-6074 |
Ubuntu 16.10 | ・クラッシュ ・管理権限取得 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3206-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3207-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3207-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerabilities
- USN-3208-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3208-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3209-1: Linux kernel vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。