Ubuntu 12.04 ESM
「Ubuntu 12.04」のサポート終了まで残り1ヶ月強となりました。「Ubuntu 12.04」は、2012年4月26日にリリースされました。
「Ubuntu 12.04」はLTSリリースであるため、5年間のサポート期間が提供されています。
サポート期間内では、セキュリティーアップデートや不具合の修正に対応したアップデートが提供されます。
2017年4月28日にサポート終了
「Ubuntu 12.04」のサポート期間は、2017年4月28日に終了します。サポート終了後はセキュリティーアップデート等のアップデートは受けられなくなります。
そのため「Ubuntu 12.04」を利用しているユーザーは、「Ubuntu 12.04」のサポート期間が終了する前に、「Ubuntu 14.04 LTS」や「Ubuntu 16.04 LTS」などサポートが継続して行われるバージョンへアップグレードしなければなりません。
Ubuntu 12.04 ESM(Extended Security Maintenance)
ユーザー(主に法人)の中には、現在のシステムをすぐには移行できないユーザーもいるでしょう。そのようなユーザーに向けて「Canonical」は「Ubuntu 12.04 ESM」を提供しています。
「Ubuntu 12.04 ESM」では、「Linux Kernel」やユーザースペース向けのパッケージの中で必須となるパッケージに対し、「Ubuntu 12.04」のサポート終了後も重要なセキュリティーアップデートを提供します。
Ubuntu Advantageを通じてアップデートが提供される
「Ubuntu 12.04 ESM」で提供されるアップデートは、「Ubuntu Advantage」を通じて提供されます。このサービスを利用するには、「Ubuntu Advantage」の契約が必要になります。
そのため個人ユーザー向けのサービスではなく、法人など事業者向けのサービスとなります。
「Ubuntu 12.04 ESM」によるアップデートの提供は、2017年4月28日以降提供されるようになります。