ウェブサイトで使われるLinuxの中でUbuntuがトップに
「W3Techs」によると、ウェブサイトの構築に使用されているLinuxディストリビューションの中で「Ubuntu」がトップになりました。2010年1月から2016年4月までの利用状況の推移を見ると、今まで「Debian」(一時期はCentOS)が高いシェアを維持してきました。
しかし2016年5月以降、「Debian」を抜いて「Ubuntu」がトップに踊り出ました。
2017年3月4日の時点で、上位3つのディストリビューションのシェアは以下のようになっています。
OS | シェア |
---|---|
Ubuntu | 35.5% |
Debian | 31.8% |
CentOS | 20.5% |
上位3つのディストリビューションで「87.8%」を占めています。
「Ubuntu 16.04」がリリースされたのが、2016年4月です。
ウェブサイトの構築にどのOSを採用するのか、どのバージョンを採用するのかは、サイト管理者それぞれに事情があるため細かいことは分かりませんが、推移の傾向を見るに「Ubuntu」はまだ伸び代を感じさせます。
Unix(Linux含む)とWindows
OS全体で見てみると、Unix(Linux含む)シェアは66.5%、一方でWindowsのシェアは「33.5%」となります。推移に極端な変化はありませんし、今後も似たようなシェアが続くように思われます。
あくまでも指標の一つ
これらのデータはあくまでも指標の一つであり、この指標が全てというわけではありません。ある決められたの測定方法に基づき導き出された結果であり、参考程度に留めておくと良いでしょう。