Ubuntu 12.04 ESMでアップデート対象になるパッケージ
以前紹介したように「Canonical」は、「Ubuntu 12.04」でサポート終了後もパッケージの更新が受けられる「Ubuntu 12.04 Extended Security Maintenance」サービスを展開しています。- サポート終了後もセキュリティーアップデートを提供するサービス・Ubuntu 12.04 ESM登場
- Ubuntu 12.04 ESM(Extended Security Maintenance)のFAQ
このサービスでアップデートが受けられるパッケージと、アップデート対象外になるパッケージの一覧が以下で紹介されています。
アップデート対象外になるパッケージ
現状アップデート対象外になるパッケージとして、以下のパッケージが挙げられています。- MAAS and dependencies RabbitMQ and Erlang
- Python3 (3.2)
- Apport and Whoopsie bug reporting
- Checkbox system testing tools
- Quagga software router
- Xen hypervisor
- Cups printing stack
- Linux Terminal Server Project
上記のサーバー向けパッケージは、mainコンポーネントに配置されており、また「Ubuntu 12.04 LTS」のインストールディスクに含まれ利用頻度が高いのですが、これらのパッケージとこれらのパッケージに依存するパッケージは、アップデート対象外になります。
注意
上記の一覧は完全な一覧ではありません。アップデート対象になるパッケージの一覧を参照し、自分が必要なパッケージがアップデート対象になっているか確認しましょう。
アップデート対象になるパッケージ
アップデート対象になるパッケージの一覧は、「Ubuntu 12.04 Extended Security Maintenance」の「Maintained Packages」の項目を参照してください。情報の更新に注意しよう
状況が変化すれば情報が更新され、アップデート対象の内容が変わります。個人でこのサービスを利用するユーザーはいないと思いますが、もしこのサービスに関心があるなら、必ず事前に期待通りのサービス内容かどうか確認してからサービスを利用しましょう。