Build 16184リリース
2017年4月29日に「Build 16184」がリリースされました。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。機能の改善や変更
「Build 16184」で行われた機能の改善や変更です。1.パッケージメンテナンスタスクの削除
今までaptパッケージメンテナンスタスクにより自動的にバックグラウンドでパッケージのアップデートが行われていましたが、このメンテナンスタスクが削除されました。2./etc/hostsがWindowsのhostsファイルから引き継ぐようになった
「/etc/hosts」がWindowsのhostsファイル(%windir%\system32\drivers\etc\hosts)からエントリーを引き継ぐようになりました。これに関する問題は、以下を参照してください。
不具合の修正
「Build 16184」で行われた不具合の修正です。1.Windowsプロセス内のnode.jsの出力が捕捉されない問題の修正
「WSL」上で動作しているnode.jsがスポーンされたWindowsプロセスから標準出力と標準エラーを捕捉できない問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.AT_EMPTY_PATHフラグに関する修正
システムコールに指定する「AT_EMPTY_PATH」フラグの扱いが修正されました。3.DrvFs上のファイルを削除した時に、未定義の動作を行う不具合の修正
すでに開かれている「DrvFs」上のファイルを削除した時に、未定義の動作を行う不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
- julia build fails in /mnt/c location
- Perl deletes files when using in-place edit
- Unlink syscall does not allow file to be reopened after
- Can't remove and re-create files that are being watched by inotify
- File lost after opening with Ranger & writing with Vim