Linux kernelの脆弱性
2017年6月6日に、任意コード実行や機密情報の漏洩など複数の脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3312-1 USN-3312-2 |
CVE-2016-7913 CVE-2016-7917 CVE-2016-8632 CVE-2016-9083 CVE-2016-9084 CVE-2016-9604 CVE-2017-0605 CVE-2017-2596 CVE-2017-2671 CVE-2017-6001 CVE-2017-7472 CVE-2017-7618 CVE-2017-7645 CVE-2017-7889 CVE-2017-7895 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・任意コード実行 ・権限取得 ・機密情報漏洩 ・モジュール検証回避 |
USN-3313-1 | CVE-2017-0605 | Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
・任意コード実行 |
USN-3314-1 | CVE-2016-9604 CVE-2017-0605 CVE-2017-2671 CVE-2017-7277 CVE-2017-7472 CVE-2017-7618 CVE-2017-7645 CVE-2017-7889 CVE-2017-7895 CVE-2017-7979 CVE-2017-8063 CVE-2017-8064 CVE-2017-8067 |
Ubuntu 17.04 | ・クラッシュ ・任意コード実行 ・機密情報漏洩 ・モジュール検証回避 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3312-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3312-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3313-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3313-2: Linux kernel (HWE) vulnerability
- USN-3314-1: Linux kernel vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。