サスペンドやスリープから復帰時、CPUファンが全力で動作する問題
第5世代の「Thinkpad X1 Carbon」にて、サスペンドやスリープから復帰時、CPUファンが全力(全開)で動作する問題が報告されています。第4世代の「Thinkpad X1 Carbon」でも同様の現象が発生すると報告されています。
コールドブート時はこの現象が発生せず、適切なCPUファンの回転になるということです。
またコメントによると、「Linux kernel 4.13」で対応済みであるとのことです。
Linux kernelでの報告
この現象は、アップストリームの「Linux kernel」ですでに報告されている問題です。現象の詳細は、以下を参照してください。
- Fans blowing at max speed after resuming - ThinkPad X1/T4xx series
- EC noirq spinnig - Fan blows up on Lenovo Carbon X1 Generation 5 (2017)
以下のモデルで本現象が発生すると報告されています。
- ThinkPad X1 Yoga
- ThinkPad X1 Carbon 4th
- Thinkpad T460s
- ThinkPad T470s
- X270
- Lenovo Edge E540 (ThinkPad)
- ThinkPad X1 Carbon 5th gen
- T470
- Lenovo Yoga X1 2nd gen
Linux kernel 4.13はUbuntu 17.10で採用予定
「Linux kernel 4.13」は、「Ubuntu 17.10」で採用予定です。現在開発中の「Ubuntu 17.10」では、「Linux kernel 4.12」が採用されています。