Ubuntuの伝統的なテーマやフォントを採用
「Ubuntu 17.10」では、「GNOME Shell」のデフォルトのテーマではなく、長らく「Ubuntu」で採用されてきた伝統的なテーマがデフォルトで採用される予定です。またフォントについても、同じく「Ubuntu」で採用されてきた「Ubuntu」フォントファミリーがデフォルトで採用される予定です。
おそらく日本語フォントは、現在「Ubuntu」で採用されている「Takaoフォント」になるでしょう。
タイトルバーボタンを右に
以前紹介したアンケート結果では、ウィンドウのタイトルバーボタンを右に配置してほしいユーザーが、左に配置して欲しいユーザーよりも多いという結果がでました。右に配置して欲しい派が53.8%、左に配置して欲しい派が46.2%です。
この割合の差は大きくありませんが、「Ubuntu 17.10」ではウィンドウのタイトルバーボタンが右に配置される予定です。
右に配置することで、デスクトップ上のドックとの親和性が増し、よりGNOMEのデザインに従ったレイアウトになります。
タイトルバーボタンとは、アプリのウィドウのタイトルバーに表示されるボタンのことです。
ウィンドウの最小化、最大化、閉じる機能を提供するボタンです。
タイトルバーボタンの位置は「gnome-tweaks」で変更することも可能なので、左に配置したいユーザーは設定を変更すればOKです。
長い間「Unity」に慣れ親しんだユーザーは、左のほうが馴染みがあるかもしれませんね。