Linux kernelの脆弱性
2017年10月10日、クラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされました。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3443-1 USN-3443-2 |
CVE-2017-1000255 CVE-2017-14106 |
Ubuntu 17.04 Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・任意コード実行 |
USN-3444-1 USN-3444-2 |
CVE-2017-12134 CVE-2017-14106 CVE-2017-14140 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・管理者権限取得 ・機密情報漏洩 |
USN-3445-1 | CVE-2016-8633 CVE-2017-14106 |
Ubuntu 14.04 LTS | ・クラッシュ ・管理者権限取得 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3443-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3443-2: Linux kernel (HWE) vulnerabilities
- USN-3444-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3444-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3445-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3443-3: Linux kernel (GCP) vulnerability
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。