夜間にブルーライトを軽減し、目への負担を抑えるには
「Ubuntu 17.10」には、夜間にブルーライトを軽減し、目への負担を抑える機能があります。この機能は、時間に応じて自動的にディスプレイの色温度を調整する機能です。
夜間になるとディスプレイの色温度を下げるため、ディスプレイ全体の青みが抑えられ、少し赤みが増した色になります。
夜間モードはデフォルトで無効になっているため、夜間モードを利用するなら夜間モードの有効化と設定を行う必要があります。
夜間モードの有効化と設定
夜間モードの有効化と設定を行う方法です。1.設定の起動
画面右上のインジケーターをクリックし、表示されるメニューから設定ボタンをクリックします。2.デバイス画面の表示
以下の画面が表示されるので、左側の設定カテゴリー一覧から「デバイス」をクリックします。3.夜間モード設定画面の表示
以下の画面が表示されるので、左側の設定カテゴリー一覧から「ディスプレイ」をクリックします。右側に「夜間モード」の項目が見つかるので、「夜間モード」をクリックします。
4.夜間モードの設定
以下の画面が表示されるので、「夜間モード」をオンにします。スケジュールの設定では、自動で夜間の時間を設定するか、ユーザーが手動で夜間の時間を設定するのかを指定します。
手動で夜間の時間を設定する場合、「開始」に夜間が始まる時間を指定し、「終了」に夜間が終わる時間を指定します。
この時間内にディスプレイの色温度を下げる機能が動作します。
自動で夜間の時間が設定されない時は
スケジュールで「日没から日の出まで」を選択しても夜間の時間が設定されない時は、「位置情報サービス」が有効になっているか確認してください。「位置情報サービス」は、「プライバシー」の「位置情報サービス」から有効にできます。
以下のように「オン」にすれば、「位置情報サービス」が有効になります。
夜間モードの動作
夜間になると、色温度を下げる機能が動作します。この機能が働いている時は、インジケーターに夜間モードのアイコンが表示されます。
インジケーターをクリックすれば、夜間モードの動作を設定・変更するメニューが表示されます。
サブメニューから各種設定にアクセスできます。
「明日まで無効にする」をクリックすれば、翌日まで色温度の調整機能を無効にします。
同メニューから再度有効にすることもできます。
一時的な機能のオン・オフに利用できます。
「オフにする」をクリックすれば、夜間モード自体がオフになります。