Build 17017のWSLに関する変更点
2017年10月13日にリリースされた「Build 17017」の「WSL」に関する変更点の紹介です。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。WSLの機能の改善や変更
「WSL」に関する機能の改善や変更です。1.WSL->Win32->WSLのサポート
WSL->Win32->WSL環境の利用がサポートされました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.コンソールアプリの終了サポートの制限
相互運用で起動されたコンソールアプリの終了サポートが制限されました。これに関係する現象は、以下を参照してください。
- Support job control for Windows programs invoked under Bash (ctrl-c, ctrl-z support)
- Support ctrl+c signals for windows applications launched from WSL/bash
3./dev/ptsがマウントオプションをサポート
「/dev/pts」がマウントオプションをサポートしました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
4.EPOLLETで未サポートのイベントをサポート
EPOLLETで未サポートのイベントがサポートされました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
5.PTRACE_GETSIGINFOが返すデータの拡充
PTRACE_GETSIGINFOがより多くのデータが返すように修正されました。6.tty/ptyでO_ASYNCのサポート
tty/ptyでO_ASYNCがサポートされました。7.非対話型のユーザーでもWSLインスタンスの作成が可能に
LxssManagerが非対話型のユーザー(sshやタスクの実行など)でも、WSLのインスタンスを作成できるようになりました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
- Running bash from ssh (using built-in SSH Server Broker/Proxy) causes error 0x8007048f
- bash as a Windows Task Scheduler Action fails
WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.空のELFプラグラムヘッダーを無視するように修正
空のELFプラグラムヘッダーを無視するように修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.ptraceが子プロセスの起動をブロックする問題
ptraceが子プロセスの起動をブロックする問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。