Linux kernelの脆弱性
2018年2月21日、クラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされました。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
---|---|---|
USN-3581-1 USN-3581-2 |
CVE-2017-15115 CVE-2017-17712 CVE-2017-5715 CVE-2017-8824 |
Ubuntu 17.10 Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
USN-3582-1 USN-3582-2 |
CVE-2015-8952 CVE-2017-12190 CVE-2017-15115 CVE-2017-17712 CVE-2017-5715 CVE-2017-8824 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3581-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3581-2: Linux kernel (HWE) vulnerabilities
- USN-3582-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3582-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
retpolineの対応が含まれる
本アップデートには、「Spectre Variant 2」の影響を軽減する「retpoline」の対応が含まれています。この対応は、「amd64」と「i386」が対象です。
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。