KDE Plasma 5.12 LTSの新機能や変更点をピックアップ
「KDE Plasma 5.12 LTS」の新機能や変更点を紹介します。1.パフォーマンスの改善
以前のバージョンよりもCPU使用量とメモリー使用量が改善されました。またPlasmaデスクトップの起動が大幅に高速化されました。
2.Night Color
画面の色温度を調整して目への負担を軽減する「Night Color」機能が追加されました。(Waylandのみ)3.グローバルメニューの改善
グローバルメニューの利用が改善され、グローバルメニューパネル及びウィンドウ装飾の追加が追加設定なしに簡単に行えるようになりました。4.KRunner
「KRunner」が「Orca」のようなオンスクリーンリーダーをサポートしました。5.通知メッセージ
通知メッセージが選択可能になり、リンクをコピーできるようになりました。6.天気アプレット
天気アプレットが気温を表示できるようになりました。7.時計ウィジェット
時計ウィジェットのテキストサイズがより適切なサイズに調整されました。8.システムアクティビティーとシステムモニター
システムアクティビティーとシステムモニターは、プロセスごとにCPU使用率のグラフを表示できるようになりました。9.ウィンドウの影
ウィンドウの影が水平方向にセンタリングされ、デフォルトで影のサイズが大きくなりました。10.プロパティーダイアログ
プロパティーダイアログがファイルのメタデータを表示するようになりました。11.アイコンアプレット
アイコンアプレットがウェブサイトのショートカットにfaviconを使用するようになりました。12.Kickoffアプリケーションメニュー
Kickoffアプリケーションメニューのレイアウトが最適化されました。Discover
「Discover」はアプリのインストールやアンインストール、アップデートなどアプリを管理するアプリです。1.ユーザーインターフェースの改良
おすすめのソフトウェアをすべて表示できるよう、アプリケーションページのデザインが改善されました。非ブラウジングエリアのヘッダーサイズが小さくなり、ブラウジングビューのサイズがコンパクトになりました。
これにより多くのアプリを一度に表示できるようになりました。
アプリのスクリーンショットのサイズが大きくなり、キーボードによる操作が可能になりました。
またインストール済みアプリがアルファベット順にソートされるようになりました。
ソフトウェアソースの画面デザインが改善されました。