Ubuntu 18.10をインストールする(ライブメディアから起動 〜 インストールの種類の選択)
「Ubuntu 18.10」をインストールします。1.ライブメディアからUbuntuを起動する
ライブメディアから「Ubuntu」を起動してください。Ubuntuの起動方法
ライブメディアの作成方法やライブメディアから「Ubuntu」を起動する方法は、以下を参照してください。UEFIとBIOS
「UEFI」に対応したPCでも、「UEFI」の設定で「Legacy」等「BIOS」互換の設定を行っているPCは「BIOS」の扱いになります。ライブメディアから「Ubuntu」を起動すれば、「BIOS」で起動しているのか「UEFI」で起動しているのかすぐに分かります。
「Ubuntu」を「BIOS」でインストールする場合は、必ず「BIOS」の設定でPC及び「Ubuntu」を起動してください。
「Ubuntu」を「UEFI」でインストールする場合は、必ず「UEFI」の設定でPC及び「Ubuntu」を起動してください。
「BIOS」及び「UEFI」の設定は、PCの説明書を参照してください。
インターネットに接続できるか確認を
「Ubuntu」では、リリース後に問題のあったソフトウェアを更新して「Ubuntu」をインストールする機能があります。ソフトウェアの問題の中にはユーザーにとって致命的な問題が含まれているケースがあるため、インターネットに接続できる状態での「Ubuntu」のインストールを推奨します。
2.インストーラーの起動
BIOSで起動した場合
デスクトップ画面左上の「Ubuntu 18.10のインストール」アイコンをダブルクリックします。UEFIで起動した場合
デスクトップ画面左上の「Install Ubuntu 18.10」アイコンをダブルクリックします。3.ようこそ
以下のように「ようこそ」画面が表示されます。3-1.言語の選択
左側の言語一覧で、「日本語」が選択されていることを確認します。もし「日本語」以外の言語が選択されていたら、「日本語」を選択します。
ここで「日本語」を選択しないと日本語環境がインストールされないので注意してください。
「リリースノート」のリンクをクリックすると、「Ubuntu 18.10」のリリースノートが表示されます。
「日本語」を選択したら、「続ける」ボタンをクリックします。
4.キーボードレイアウトの設定
キーボードレイアウトの設定を行います。一般的な日本語キーボードなら、左側の「キーボードレイアウトの選択」から「日本語」を選択し、右側の一覧から「日本語 - 日本語 (OADG-109A)」を選択すると良いでしょう。
キーボードレイアウトを選択したら、「続ける」ボタンをクリックします。
5.アップデートと他のソフトウェア
インストール時のアップデート設定と、インストールするソフトウェアの設定を行います。あらかじめどのアプリケーションをインストールしますか?
デフォルトでインストールするアプリケーション群の選択を行います。通常のインストール
「通常のインストール」を選択すれば、「LibreOffice」やメディアプレーヤーなど多くのユーザーが一般的に利用するアプリケーションがインストールされます。「Ubuntu」に不慣れなユーザーや初めて「Ubuntu」を利用する人は、「通常のインストール」をお勧めします。
「通常のインストール」には「最小インストール」でインストールされるアプリケーションも含まれています。
最小インストール
「最小インストール」を選択すれば、ブラウザーと基本的なユーティリティーアプリのみがインストールされます。Ubuntuのインストール中にアップデートをダウンロードする
チェックをオンにすると、ソフトウェアのアップデートをインストール中に行います。「2.」で記述したリリース後に問題のあったソフトウェアを更新する機能です。
余計なトラブルを避けるためにも、チェックをオンにしておくことを推奨します。
グラフィックスとWi-Fiハードウェアと追加のメディアフォーマットのサードパーティー製ソフトウェアをインストールする
ドライバーや「Adobe Flash」などサードパーティーのソフトウェアをインストールします。チェックをオンにしておくことをお勧めします。
設定を行ったら、「続ける」ボタンをクリックします。
6.インストールの種類の選択
インストール方法を選択します。6-1.インストール方法の選択
ここでは「Ubuntu」のインストール方法を選択します。インストーラーに任せて自動的にパーティションの作成や設定を行うこともできますし、自分でパーティションの作成や設定を行うこともできます。
表示される選択肢は、環境により異なります。
例えばすでに「Ubuntu」や「Windows」がインストールされている場合、共存してインストールする選択肢が追加されます。
暗号化やLVMの利用について
暗号化や「LVM」の利用を指定できますが、これらの機能に不慣れな場合は使用しないほうが良いでしょう。トラブルが起きた時に高度な知識を要求される可能性があります。
6-2.自分でパーティションの作成や設定を行う
ここでは例として自分でパーティションの作成や設定を行い、インストール先を指定します。「それ以外」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。