Budgie 11でGTK+ 4に移行か
「Budgie(Budgie Desktop)」は、「Ubuntu Budgie」で採用されているデスクトップ環境です。「Budgie」はアップストリームの「Solus」で開発されているデスクトップ環境です。
「Solus」は「Solus」自身がディストリビューターであり、「Budgie」だけでなく「GNOME」や「MATE」など各種デスクトップ環境を採用したLinuxディストリビューションの開発及び配布を行っています。
GTK+からQtへ移行する予定だったが・・・
さて今から約2年前、「Budgie」は次期メジャーバージョンの「Budgie 11」で「GTK+ 3」から「Qt」へ移行するとのアナウンスを出していました。GTK+ 4へ移行か
しかし2018年10月27日、「Solus」の公式サイトで「Budgie 11」が「GTK+ 4」ベースになるとの記述が行われています。There are countless other aspects of Solus we want to improve or re-architecture, whether that is sol, a new Installer, a power management replacement for TLP, and yes even a GTK4-based Budgie 11.
さて今年の夏頃から開発のコアメンバーは、「Solus」を立ち上げた人物と連絡を取れなくなり、最終的に「Solus」の創立者は「Solus」から距離を置くことになりました。
引き継ぎが十分に行われておらず、公式サイトは新しいサーバーに移動することになりました。
またその他各種サービスのアカウントの引き渡しなど、落ち着くまで少し時間が必要でしょう。