Ruby 2.7への移行作業完了
「Ubuntu 20.04 LTS」では「Ruby 2.7」が採用され、「Ruby 2.7」への移行作業が完了しました。「Ruby 2.7」はすでに「Ubuntu 20.04 LTS」の公式リポジトリーから利用できるようになっています。
Ruby 2.7
「Ruby 2.7」はおそらく「Ruby 2.x」シリーズの最後のバージョンになり、次期メジャーバージョンは「Ruby 3.0」になる可能性があります。「Ruby 2.7」では、パターンマッチングやREPLの改良、「Compaction GC」など様々な新機能や機能の改良が行われています。
その一方で非推奨になった機能も存在します。
「Ruby 2.7」の新機能や変更点は、以下を参照してください。
ドキュメントは以下を参照してください。
ライブラリーの分離
「Ruby 2.7」では同梱されなくなったライブラリーがあり、それらのライブラリーは個別にインストールする必要があります。- CMath
- Scanf
- Shell
- Synchronizer (ruby-sync)
- ThreadsWait (ruby-thwait)
- E2MM (ruby-e2mmap)
詳細は上記ドキュメントを参照してください。