PowerShell 7.0.1がリリースされました
2020年5月14日、「PowerShell 7.0.1」がリリースされました。PowerShell 7
「PowerShell 7」は「PowerShell」の最新バージョンです。「PowerShell 7」はクロスプラットフォーム及びオープンソース(MIT)で開発され、「Windows」や「Linux」、「macOS」で利用可能です。
「PowerShell」はコマンドラインシェルを含み、オブジェクト指向のスクリプト言語や、スクリプト及びコマンドレットを実行するツール群、モジュールを管理するツール群を提供します。
PowerShell CoreからPowerShellへ
3年前前身の「PowerShell Core 6」が、今までと全く異なる新しい「PowerShell」として発表されました。「PowerShell Core 6」は「.NET Core 2.x」上に構築され、クロスプラットフォームで利用できるようになりました。
その系譜となる「PowerShell 7」は、「.NET Core 3.1」上に構築されています。
そして今まで「PowerShell Core」という名称でしたが、「PowerShell 7」から「Core」が削除され「PowerShell」になります。
つまり次世代の「PowerShell」です。
既存Windows PowerShellモジュールとの後方互換性
「.NET Core 3.1」により特に「Windows」上では、従来の「.NET Framework API」との互換性を多くもたらし、既存の「Windows PowerShellモジュール」との後方互換性が最大限確保されています。「PowerShell 7」で利用可能なモジュール及び互換性に関しては、以下を参考にしてください。
リリース情報
「PowerShell 7」のリリース情報です。リリース情報
リリースノート:v7.0.1 Release of PowerShellDockerコンテナーイメージ:PowerShell
インストール
- Windows への PowerShell Core のインストール
- macOS への PowerShell Core のインストール
- Linux への PowerShell Core のインストール
サポートポリシー
「PowerShell 7」のサポート期間は、「.NET Core」と同期します。LTSリリースの「.NET Core 3.1」上に構築された「PowerShell 7」はLTSリリースになり、「.NET Core 3.1」がリリースされた2019年12月3日から3年間のサポートが提供されます。
「.NET Core」のサポートポリシーは、以下を参照してください。
また「PowerShell 7」のサポートポリシーは、以下を参照してください。
PowerShellをアップデートするには
deb版PowerShellを利用している場合
すでにdeb版「PowerShell 7」シリーズをインストールしているユーザーは、「ソフトウェアの更新」から「PowerShell」をアップデートできます。Snap版PowerShellを利用している場合
すでにSnap版「PowerShell」をインストールしているユーザーは、アップデートが提供され次第、自動的アップデートされます。PowerShellをインストールするには
deb版PowerShellをインストールするには
deb版「PowerShell」をインストールする方法は、以下を参照してください。次回以降「ソフトウェアの更新」からアップデートできるようになります。
Snap版PowerShellをインストールするには
Snap版「PowerShell」をインストールする方法は、以下を参照してください。次回以降自動的にアップデートされるようになります。