初回はUbuntu/Debian/Fedora/openSUSEをサポート
前回紹介したDevチャンネルからリリースされるLinux向け「Microsoft Edge」ですが、初回リリース(初期リリース)では、4種のLinuxディストリビューション向けにリリースされます。リリース時期や入手方法など前回の紹介内容は、以下を参照してください。
4種のLinuxディストリビューション
Linux向け「Microsoft Edge」の初回リリースでは、以下のLinuxディストリビューション向けにリリースされます。- Ubuntu
- Debian
- Fedora
- openSUSE
具体的なOSのバージョンやアーキテクチャーは明記されていないため不明です。
さすがに「Ubuntu」では「Ubuntu 20.04 LTS 64bit版」も対象になるとは思いますが、詳しいことは分かりません。
来月になれば分かりますね。
debパッケージとrpmパッケージの提供
来月リリースされるLinux向け「Microsoft Edge」は、debパッケージとrpmパッケージで提供されます。「Ubuntu」ではdebパッケージを利用することになります。
言い換えれば現状はまだSnapパッケージでの提供はない、ということです。
「Visual Studio Code」や「Skype」など他の「Microsoft」製ソフトウェアはSnapパッケージでも提供されていますが、現時点でSnapパッケージでの提供は明言されていません。
将来的にその可能性はあるとは思いますが、現状は分かりません。
いくつか機能に制限がある
Linux向け「Microsoft Edge」は、同じチャンネルからリリースされる「Windows」及び「macOS」向け「Microsoft Edge」と同じ機能を実現できるように開発が進められています。しかし来月DevチャンネルからリリースされるLinux向け「Microsoft Edge」では、利用できる機能に制限があります。
例えば同期及び同期に関連するサービスや、読み上げ機能、差分アップデート機能は、利用できません。
可能な限り迅速にこれらの機能を実現できるように開発チームは取り組んでいます。