Raspberry Pi GPIOヘッダーピンのアクセス方法が変わる
「Ubuntu 21.04」では「Raspberry Pi」のGPIOヘッダーピンがサポートされています。「Ubuntu 21.04」では「Linux kernel」に「Linux kernel 5.11」を採用していますが、「Linux kernel 5.11」でGPIOヘッダーピンへのアクセス方法が変更されています。
従来のアクセス方法でアクセスできない
そのため「RPi.GPIO」など従来のアクセス方法でGPIOヘッダーピンにアクセスするソフトウェアは「Linux kernel 5.11」以降期待通りに動作しなくなります。これは「Raspberry Pi OS」でも同様です。
LGPIO
「Ubuntu 21.04」ではこれに備えGPIOヘッダーピンにアクセスする「LGPIO」が提供されています。「LGPIO」を利用すれば最新の「Linux kernel」でGPIOヘッダーピンにアクセスできます。