GNOME 40の採用
「Ubuntu 21.10」では「GNOME 40」が採用されます。GNOME 40
「Ubuntu」はデスクトップ環境に「GNOME」を採用しており、「Ubuntu 21.10」では「GNOME 40」が採用されます。「GNOME 40」は2021年3月24日にリリースされた1つ前のバージョンですが、「Ubuntu 21.10」で搭載される「GNOME 40」は、不具合の修正や機能の改善などマイナーアップデートが実施されているバージョンです。
「GNOME 40」の新機能や変更点は、以下を参照してください。
最新版の「GNOME 41」ではなく「GNOME 40」が採用された理由は、アップストリームの事情や都合と「Ubuntu 21.10」の開発日程が噛み合わなかったためです。
ちなみに次期バージョンの「Ubuntu 22.04 LTS」では、「GNOME 42」が検討されることになります。
NVIDIA GPUドライバーのサポート改善
「Ubuntu 21.10」ではNVIDIA GPUドライバー使用時に、Waylandセッションを利用できるようになりました。Bluetoothのサポート改善
「Pulseaudio」が「Bluetooth」で使用される「LDAC」及び「AptX」音声圧縮コーデックに対応しました。また「HFP」プロファイルに対応しました。