systemd v249の採用へ
「Ubuntu 22.04 LTS」では「systemd v249」が採用される予定です。systemd
「systemd」はシステムやサービス(デーモン)を管理するコアコンポーネントの1つです。「Ubuntu」において中心的な役割を担っており、システムの統括的な機能を提供しています。
systemd v249
「systemd v249」は2021年7月7日にリリースされた現在最新版の「systemd」です。「Ubuntu 22.04 LTS」では「systemd v249」が採用される予定です。
元々の計画では「systemd v250」が採用される予定でした。
しかし現時点でアップストリームから「systemd v250 RC版」がリリースされておらず、「Ubuntu 22.04 LTS」の開発スケジュール及びリスクを踏まえ「systemd v249」の採用が決定されました。
移行スケジュール
現在「Ubuntu 22.04 LTS」のリポジトリーでは「systemd v248」が採用されていますが、2021年12月7日に「systemd v249」へ移行する予定です。もし何か問題があるなら知らせて欲しいとの事です。
また本件が「Ubuntu 22.04 LTS」の開発スケジュールに反映されました。