WSL その228 - Intel GPU上でOneAPI/L0やOpenVINO、OpenCLのハードウェアアクセラレーションが利用可能に

Intel GPUのサポート改善

2021年11月4日、「WSL 2」で「Intel GPU」のサポートが改善され、「OneAPI/L0」や「OpenVINO」及び「OpenCL」のハードウェアアクセラレーションが利用可能になりました。

• OneAPI/L0, OpenVINO and OpenCL coming to the Windows Subsystem for Linux for Intel GPUs

パフォーマンスの向上

「OneAPI/L0」や「OpenVINO」及び「OpenCL」のハードウェアアクセラレーションを「Intel GPU」上で利用可能になったため、これらのAPIを利用するソフトウェアはほぼネイティブ同様のパフォーマンスで動作できるようになります。

システム要件

このハードウェアアクセラレーションは、以下のシステムで利用可能です。

1. 現時点で最新版のWindows 11
2. Windows 10 21H2以降
3. WSL 2
4. Intelドライバーのインストール
   

この改善は「vGPU」の仕組みを利用するため、「WSL 2」上でLinuxディストリビューションを動作させる必要があります。

ドライバーのインストールと利用方法

ドライバーのインストールと利用方法は、以下の「Intel」の公式サイトで紹介されています。

• Are you ready to harness the power of the Intel® processor’s integrated graphics (iGPU), on your machine?