Linux Kernel 5.15を採用予定か
現在「Ubuntu 22.04 LTS」では、デフォルトの「Linux Kernel」に「Linux Kernel 5.15」を採用する計画が立てられています。
Linux Kernel 5.15
「Linux Kernel 5.15」は2021年10月31日リリースされた長期サポート版の「Linux Kernel」です。「Ubuntu 21.10」では「Linux Kernel 5.13」ベースの「Linux Kernel」が採用されており、「Ubuntu 22.04 LTS」で「Linux Kernel 5.15」が採用されるなら、2回分のメジャーバージョンアップが行われることになります。
それぞれの主な変更点は、以下を参照してください。
一部のLinux Kernelは5.17ベース
特定のデバイス向けのOEMカーネルやHWEカーネルでは、「Linux Kernel 5.17」ベースの「Linux Kernel」が将来的に採用される予定です。あくまでベース
「Linux Kernel 5.15」ベースの「Linux Kernel」が採用されたとしてもそれはあくまでベースとなる「Linux Kernel」であって、「Ubuntu」がユーザーに提供する「Linux Kernel」は「Linux Kernel 5.15」そのものとは限りません。「Ubuntu」では新しいバージョンから一部の機能を取り込むなど、バックポートにより機能の改善や改良が行われることもあります。
