OpenLDAP 2.5の採用
「Ubuntu 22.04 LTS」では「OpenLDAP 2.5」が採用されます。OpenLDAP 2.6を採用する予定だった
当初の「Ubuntu 22.04 LTS」の開発計画では、2022年1月20日に「OpenLDAP 2.6」を採用する予定でした。しかし「OpenLDAP」のリリースポリシーが変更され、長期サポートを提供するLTS版と通常リリース版の2種類のバージョンがリリースされるようになりました。
端的に言えば「Ubuntu」と同じリリースポリシーですね。
OpenLDAP 2.5はLTSリリース
「OpenLDAP 2.5」はLTSリリースであり、5年間のサポートが提供されます。「OpenLDAP 2.5」のLTSリリースでは、安定性の向上やセキュリティーアップデートに焦点をあてたアップデートがリリースされ、新機能の実装や機能の変更など破壊的な変更は行われません。
Ubuntu LTSと相性がいい
「Ubuntu 22.04 LTS」はLTSリリースであり、5年間の無償サポートが提供されます。そのため長期サポートを提供する「OpenLDAP 2.5」と相性が良く、「Ubuntu 22.04 LTS」では「OpenLDAP 2.5」の採用が決定されました。