WSL その231 - WSL 0.51.3の新機能と変更点

WSL 0.51.3の新機能と変更点

2022年2月9日にリリースされた「WSL 0.51.3」の新機能と変更点をピックアップします。

ストアアプリケーション版WSL

ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。

• Microsoft StoreからWSLをインストール可能に・Microsoft StoreからWSLをインストールするには

リリースノート

リリースノートは以下を参照してください。

• Release Notes for Windows Subsystem for Linux in the Microsoft Store

WSLの機能改善や変更

「WSL」に関する機能改善や変更です。

1.Linux kernelのアップデート

「Linux kernel」が「Linux kernel 5.10.93.2」へアップデートされました。
「H341」及び「CP210X」のUSBシリアルドライバーが有効化されました。

「Dxgkrnl」が「Dxgkrnl 2111」になり、既存及びシステム全体のアロケーションの制限がなくなりました。
プロセスのクリーンアップ時、デバイスが適切にフラッシュされるようになりました。

WSLの不具合修正

「WSL」に関する不具合の修正です。

1.localhostの不具合修正

「localhost」のリレーに関する問題が修正されました。
これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。

• Fetch requests to web app accessed on localhost gets stuck in pending state

2.HANG_QUIESCEの問題修正

サービスオペレーション上で発生する「HANG_QUIESCE」の問題が修正されました。