GNOME ShellやGNOME Terminalが終了する現象
メモリーの空き容量低下に伴い、「systemd-oomd」によりWaylandセッションでGNOME ShellやGNOME Terminalが終了する現象が報告されています。不具合報告
本件に関する不具合報告は、以下を参照してください。この現象はユーザーから見ると不具合のように感じるかもしれませんが、この現象自体は仕様であるとのことです。
しかしUXに好ましくない影響を与えているため、事前にそのことを通知する改善が検討されています。
またまず初めにXorgセッションでも同様の問題が起きないか、調査が行われるとのことです。
systemd-oomdの有効及び無効を切り替えるには
あまりにも本現象がユーザーのワークフローに影響を与える場合は、「systemd-oomd」を無効化することも可能です。「systemd-oomd」の有効及び無効を切り替える方法は以前紹介していますので、以下を参照してください。
対応作業は一旦見送りに
その後調査が進みXorgセッションでも同様の現象が確認されました。しかしこの現象が発生するケースは不具合報告の中で紹介されているような、システムに過度に負荷をかけるケースで発生する現象であり、一般的なユーザーの使い方で発生するケースではないため、今回対応作業は一旦見送りになりました。
一般的なユースケースで発生する場合は、報告して欲しいとのことです。