WSL 0.70.8の新機能と変更点
2022年11月4日にリリースされた「WSL 0.70.8」の新機能と変更点をピックアップします。ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの機能改善や変更
「WSL」に関する機能改善や変更です。1.標準出力にアップデート情報を出力しないように変更
標準出力に情報を出力している時に、ステータスのアップデート情報を出力しないように変更されます。2./tmp/.X11-unix
「/tmp/.X11-unix」が「systemd」によってクリアされないように修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
3.エラーの追加
「g_commonErrors」に「HCS_E_CONNECTION_TIMEOUT」が追加されました。4.--enable-debugオプションの追加
「musl」ビルド時にスタックのデバッグを用意にするため、「--enable-debug」オプションが追加されました。5.ブロックデバイス操作の再試行
「ENXIO」発生時にブロックデバイスの操作を再試行するようになりました。6.ファイアウォールにルールの追加
ホストのファイアウォールに「SharedAccess」が追加されました。7.WSLgのアップデート
「WSLg」が「WSLg 1.0.47」へアップデートされました。ログにタイムスタンプが追加されたり、「FreeRDP」のログがファイルにリダイレクトされるようになりました。
またXカーソルがディストリビューションから読み込まれるようになったり、クラッシュする不具合が修正されるなど、不具合の修正や改善が行われています。