Fcitxインプットメソッドフレームワーク
「Fcitx」(Flexibleインプットメソッドフレームワーク)は、Ubuntuで利用できるインプットメソッドフレームワークです。「Fcitx」では、以下のようなインジケーターが表示されます。
インプットメソッドフレームワークとは
インプットメソッドフレームワークは、「Anthy」や「Mozc」などのインプットメソッドとアプリの間に立ち、アプリとインプットメソッドを結び付ける役割を担っています。キーボードから入力された文字を漢字に変換したり、辞書などインプットメソッド自身の設定を行う機能を提供するのはインプットメソッドですが、インプットメソッドフレームワークはインジケーターや各種ユーティリティーの表示などOSやアプリ、インプットメソッドと連携した機能を提供します。
IBusとFcitx
「IBus」もインプットメソッドフレームワークです。「Fcitx」と同様の役割を持っています。
しかしどのような機能を提供するのかは、インプットメソッドフレームワークに依存します。
Ubuntuでは、インプットメソッドフレームワークに「IBus」を採用しています。
「Fcitx」はデフォルトでインストールされていないので、「Fcitx」を利用するにはまず「Fcitx」をインストールする必要があります。
またどのインプットメソッドフレームワークを利用するのか、セットアップを行う必要があります。
Ubuntu 13.10とFcitx
Ubuntu 13.10では、以前のバージョンの「IBus」からいくつか機能が削除され、また操作方法や設定方法が以前のバージョンから変更されています。「Fcitx」を利用することで、以前のバージョンのUbuntuと同様の操作感や機能を利用することができます。
とはいえ、Ubuntu 13.10の「IBus」の使い方に問題がないのであれば「Fcitx」をインストールする必要はありません。
テキスト入力とFcitx
「システム設定」の「テキスト入力」は、「IBus」の設定です。「Fcitx」利用時に「テキスト入力」で設定を行っても「Fcitx」の設定には反映されません。
Ubuntu 13.10にFcitxをインストールする
Ubuntu 13.10にFcitxをインストールします。Ubuntu Japanese Teamが提供するリポジトリーからインストールやセットアップを行うため、事前に「Ubuntu Japanese Teamのリポジトリーを追加」しておいてください。
1.Input Method Setup Helperのインストール
「Input Method Setup Helper」をインストールします。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「im-setup-helper」で検索します。
2.Programs for the GLib libraryのインストール
「Input Method Setup Helper」をインストールします。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「libglib2.0-bin」で検索します。
Ubuntuでは標準でインストールされています。
3.入力メソッド設定フレームワークのインストール
「入力メソッド設定フレームワーク」をインストールします。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「im-config」で検索します。
Ubuntuでは標準でインストールされています。
4.Flexible Input Method Frameworkのインストール
「fcitx」本体をインストールします。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「fcitx」で検索します。
アドオンについて
以下のアドオンが表示されますが、インストールする必要はありません。注意
Ubuntuソフトウェアセンターで「fcitx」を検索すると、以下のように似たような項目が表示されます。「Flexible Input Method Framework」と表示されている項目を選んでください。
5.Qt5 IM Module frontendのインストール
「Qt5 IM Module frontend」をインストールします。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「fcitx-frontend-qt5」で検索します。
6.Mozc engine for fcitxのインストール
「Mozc engine for fcitx」をインストールします。「Mozc」のインストールです。
Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「fcitx-mozc」で検索します。
7.Fcitx wrapper for Anthy IM engineのインストール
「Fcitx」で「Anthy」を利用する場合、「Fcitx wrapper for Anthy IM engine」をインストールする必要があります。Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「fcitx-anthy」で検索します。
以上でインストールは完了です。
次にセットアップを行います。
Fcitxをセットアップする
「Fcitx」のセットアップでは、インプットメソッドフレームワークを「IBus」から「Fcitx」へ変更します。1.fcitxセットアップヘルパーの起動
Dashホームから「fcitxセットアップヘルパー」を起動します。2.セットアップ開始
以下の画面が表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。これで「Fcitx」がデフォルトになります。
3.Fcitx診断ツールの起動
以下の画面が表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。Fcitx診断ツールが起動します。
4.診断結果の表示
以下のように診断結果が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
# System Info:
1. `uname -a`:
Linux vb-ubuntu1310 3.11.0-13-generic #20-Ubuntu SMP Wed Oct 23 07:38:26 UTC 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
2. `lsb_release -a`:
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 13.10
Release: 13.10
Codename: saucy
3. `lsb_release -d`:
Description: Ubuntu 13.10
4. `/etc/lsb-release`:
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=13.10
DISTRIB_CODENAME=saucy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 13.10"
5. `/etc/os-release`:
NAME="Ubuntu"
VERSION="13.10, Saucy Salamander"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 13.10"
VERSION_ID="13.10"
HOME_URL="http://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="http://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="http://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
6. Desktop Environment:
デスクトップ環境は `gnome3` です。
# Environment:
1. DISPLAY:
DISPLAY=':0'
2. キーボードレイアウト:
1. `setxkbmap`:
xkb_keymap {
xkb_keycodes { include "evdev+aliases(qwerty)" };
xkb_types { include "complete" };
xkb_compat { include "complete+japan" };
xkb_symbols { include "pc+jp(OADG109A)+inet(evdev)" };
xkb_geometry { include "pc(pc105)" };
};
2. `xprop`:
_XKB_RULES_NAMES(STRING) = "evdev", "pc105", "jp", "OADG109A", ""
3. ロケール:
1. すべてのロケール:
C
C.UTF-8
POSIX
en_AG
en_AG.utf8
en_AU.utf8
en_BW.utf8
en_CA.utf8
en_DK.utf8
en_GB.utf8
en_HK.utf8
en_IE.utf8
en_IN
en_IN.utf8
en_NG
en_NG.utf8
en_NZ.utf8
en_PH.utf8
en_SG.utf8
en_US.utf8
en_ZA.utf8
en_ZM
en_ZM.utf8
en_ZW.utf8
ja_JP.utf8
2. 現在のロケール:
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
# Fcitx State:
1. 実行可能:
`/usr/bin/fcitx` にfcitxを見つけました。
2. バージョン:
Fcitx version: `4.2.8.1`
3. プロセス:
Fcitxのプロセス 1 を見つけました:
3935 fcitx-setup-hel
4. `fcitx-remote`:
**正しくfcitxに接続できません。**
# Fcitx Configure UI:
1. 設定ツールラッパー:
fcitx-configtoolが `/usr/bin/fcitx-configtool` を見つけました。
2. gtk2 向け設定GUI:
**Config GUI for gtk2 not found.**
3. gtk3 向け設定GUI:
`fcitx-config-gtk3` を `/usr/bin/fcitx-config-gtk3` で見つけました。
4. KDE向け設定GUI:
**`kcmshell4` は見つかりません**
# Frontends setup:
## Xim:
1. `${XMODIFIERS}`:
**環境変数 XMODIFIERS は "@im=fcitx" ではなく "@im=ibus" に設定されています。初期設定ファイルのどこかで間違って設定されていないか確認してください。**
環境変数から取得した Xim サーバー名は ibus です。
2. ルートウィンドウでの XIM_SERVERS :
Xim サーバー名は環境変数で設定されたものと同じです。
## Qt:
1. `${QT_IM_MODULE}`:
**環境変数 QT_IM_MODULE をディストリビューションが提供するツールを使うか `export QT_IM_MODULE=fcitx` を `~/.xprofile` に加えるかして "fcitx" に設定してください。詳細は [入力メソッド関連の環境変数:QT_IM_MODULE](http://fcitx-im.org/wiki/Input_method_related_environment_variables#QT_IM_MODULE) を参考にしてください。**
2. Qt IM モジュールファイル:
Found fcitx im module for Qt5: `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt5/plugins/platforminputcontexts/libfcitxplatforminputcontextplugin.so`.
Found fcitx im module for Qt4: `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt4/plugins/inputmethods/qtim-fcitx.so`.
## Gtk:
1. `${GTK_IM_MODULE}`:
**環境変数 GTK_IM_MODULE は "fcitx" ではなく "ibus" に設定されています。初期設定ファイルのどこかで間違って設定されていないか確認してください。**
**Fcitx を使っている プログラム gtk で問題が発生しています。**
**環境変数 GTK_IM_MODULE をディストリビューションが提供するツールを使うか `export GTK_IM_MODULE=fcitx` を `~/.xprofile` に加えるかして "fcitx" に設定してください。詳細は [入力メソッド関連の環境変数:GTK_IM_MODULE](http://fcitx-im.org/wiki/Input_method_related_environment_variables#GTK_IM_MODULE) を参考にしてください。**
2. `gtk-query-immodules`:
1. gtk 2:
**Cannot find `gtk-query-immodules` for gtk 2**
**gtk 2 用のFcitx im モジュールが見つかりません。**
2. gtk 3:
**Cannot find `gtk-query-immodules` for gtk 3**
**gtk 3 用のFcitx im モジュールが見つかりません。**
3. Gtk IM モジュールキャッシュ:
1. gtk 2:
Found immodules cache for gtk `2.24.20` at `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache`.
Version Line:
# Created by /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk2.0-0/gtk-query-immodules-2.0 from gtk+-2.24.20
gtk `2.24.20` 用のFcitx im モジュールを見つけました。
"/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-2.0/2.10.0/immodules/im-fcitx.so"
"fcitx" "Fcitx (Flexible Input Method Framework)" "fcitx" "/usr/share/locale" "ja:ko:zh:*"
2. gtk 3:
Found immodules cache for gtk `3.8.4` at `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-3.0/3.0.0/immodules.cache`.
Version Line:
# Created by /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk-3-0/gtk-query-immodules-3.0 from gtk+-3.8.4
gtk `3.8.4` 用のFcitx im モジュールを見つけました。
"/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-3.0/3.0.0/immodules/im-fcitx.so"
"fcitx" "Fcitx (Flexible Input Method Framework)" "fcitx" "/usr/share/locale" "ja:ko:zh:*"
4. Gtk IM モジュールファイル:
1. gtk 2:
All found Gtk 2 immodule files exist.
2. gtk 3:
All found Gtk 3 immodule files exist.
# Configuration:
## Fcitx アドオン:
1. アドオン設定ディレクトリ:
Fcitx アドオンの設定ディレクトリを見つけました: `/usr/share/fcitx/addon`
2. アドオンリスト:
1. 24 の有効なアドオンを見つけました:
fcitx-autoeng
fcitx-chttrans
fcitx-classic-ui
fcitx-clipboard
fcitx-dbus
fcitx-freedesktop-notify
fcitx-fullwidth-char
fcitx-imselector
fcitx-ipc
fcitx-keyboard
fcitx-kimpanel-ui
fcitx-lua
fcitx-mozc
fcitx-notificationitem
fcitx-punc
fcitx-quickphrase
fcitx-remote
fcitx-spell
fcitx-unicode
fcitx-vk
fcitx-x11
fcitx-xim
fcitx-xkb
fcitx-xkbdbus
2. 0 の無効なアドオンを見つけました:
3. User Interface:
Found 2 enabled user interface addons:
fcitx-classic-ui
fcitx-kimpanel-ui
## 入力メソッド:
1. 0 の有効な入力メソッドを見つけました:
2. 既定の入力メソッド
**有効な入力メソッドがありません。**
# Log:
1. `date`:
2013年 11月 11日 月曜日 23:36:12 JST
2. `~/.config/fcitx/log/`:
合計 0
3. `~/.config/fcitx/log/crash.log`:
`~/.config/fcitx/log/crash.log` は見つかりません
1. `uname -a`:
Linux vb-ubuntu1310 3.11.0-13-generic #20-Ubuntu SMP Wed Oct 23 07:38:26 UTC 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
2. `lsb_release -a`:
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 13.10
Release: 13.10
Codename: saucy
3. `lsb_release -d`:
Description: Ubuntu 13.10
4. `/etc/lsb-release`:
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=13.10
DISTRIB_CODENAME=saucy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 13.10"
5. `/etc/os-release`:
NAME="Ubuntu"
VERSION="13.10, Saucy Salamander"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 13.10"
VERSION_ID="13.10"
HOME_URL="http://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="http://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="http://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
6. Desktop Environment:
デスクトップ環境は `gnome3` です。
# Environment:
1. DISPLAY:
DISPLAY=':0'
2. キーボードレイアウト:
1. `setxkbmap`:
xkb_keymap {
xkb_keycodes { include "evdev+aliases(qwerty)" };
xkb_types { include "complete" };
xkb_compat { include "complete+japan" };
xkb_symbols { include "pc+jp(OADG109A)+inet(evdev)" };
xkb_geometry { include "pc(pc105)" };
};
2. `xprop`:
_XKB_RULES_NAMES(STRING) = "evdev", "pc105", "jp", "OADG109A", ""
3. ロケール:
1. すべてのロケール:
C
C.UTF-8
POSIX
en_AG
en_AG.utf8
en_AU.utf8
en_BW.utf8
en_CA.utf8
en_DK.utf8
en_GB.utf8
en_HK.utf8
en_IE.utf8
en_IN
en_IN.utf8
en_NG
en_NG.utf8
en_NZ.utf8
en_PH.utf8
en_SG.utf8
en_US.utf8
en_ZA.utf8
en_ZM
en_ZM.utf8
en_ZW.utf8
ja_JP.utf8
2. 現在のロケール:
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
# Fcitx State:
1. 実行可能:
`/usr/bin/fcitx` にfcitxを見つけました。
2. バージョン:
Fcitx version: `4.2.8.1`
3. プロセス:
Fcitxのプロセス 1 を見つけました:
3935 fcitx-setup-hel
4. `fcitx-remote`:
**正しくfcitxに接続できません。**
# Fcitx Configure UI:
1. 設定ツールラッパー:
fcitx-configtoolが `/usr/bin/fcitx-configtool` を見つけました。
2. gtk2 向け設定GUI:
**Config GUI for gtk2 not found.**
3. gtk3 向け設定GUI:
`fcitx-config-gtk3` を `/usr/bin/fcitx-config-gtk3` で見つけました。
4. KDE向け設定GUI:
**`kcmshell4` は見つかりません**
# Frontends setup:
## Xim:
1. `${XMODIFIERS}`:
**環境変数 XMODIFIERS は "@im=fcitx" ではなく "@im=ibus" に設定されています。初期設定ファイルのどこかで間違って設定されていないか確認してください。**
環境変数から取得した Xim サーバー名は ibus です。
2. ルートウィンドウでの XIM_SERVERS :
Xim サーバー名は環境変数で設定されたものと同じです。
## Qt:
1. `${QT_IM_MODULE}`:
**環境変数 QT_IM_MODULE をディストリビューションが提供するツールを使うか `export QT_IM_MODULE=fcitx` を `~/.xprofile` に加えるかして "fcitx" に設定してください。詳細は [入力メソッド関連の環境変数:QT_IM_MODULE](http://fcitx-im.org/wiki/Input_method_related_environment_variables#QT_IM_MODULE) を参考にしてください。**
2. Qt IM モジュールファイル:
Found fcitx im module for Qt5: `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt5/plugins/platforminputcontexts/libfcitxplatforminputcontextplugin.so`.
Found fcitx im module for Qt4: `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt4/plugins/inputmethods/qtim-fcitx.so`.
## Gtk:
1. `${GTK_IM_MODULE}`:
**環境変数 GTK_IM_MODULE は "fcitx" ではなく "ibus" に設定されています。初期設定ファイルのどこかで間違って設定されていないか確認してください。**
**Fcitx を使っている プログラム gtk で問題が発生しています。**
**環境変数 GTK_IM_MODULE をディストリビューションが提供するツールを使うか `export GTK_IM_MODULE=fcitx` を `~/.xprofile` に加えるかして "fcitx" に設定してください。詳細は [入力メソッド関連の環境変数:GTK_IM_MODULE](http://fcitx-im.org/wiki/Input_method_related_environment_variables#GTK_IM_MODULE) を参考にしてください。**
2. `gtk-query-immodules`:
1. gtk 2:
**Cannot find `gtk-query-immodules` for gtk 2**
**gtk 2 用のFcitx im モジュールが見つかりません。**
2. gtk 3:
**Cannot find `gtk-query-immodules` for gtk 3**
**gtk 3 用のFcitx im モジュールが見つかりません。**
3. Gtk IM モジュールキャッシュ:
1. gtk 2:
Found immodules cache for gtk `2.24.20` at `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache`.
Version Line:
# Created by /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk2.0-0/gtk-query-immodules-2.0 from gtk+-2.24.20
gtk `2.24.20` 用のFcitx im モジュールを見つけました。
"/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-2.0/2.10.0/immodules/im-fcitx.so"
"fcitx" "Fcitx (Flexible Input Method Framework)" "fcitx" "/usr/share/locale" "ja:ko:zh:*"
2. gtk 3:
Found immodules cache for gtk `3.8.4` at `/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-3.0/3.0.0/immodules.cache`.
Version Line:
# Created by /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk-3-0/gtk-query-immodules-3.0 from gtk+-3.8.4
gtk `3.8.4` 用のFcitx im モジュールを見つけました。
"/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-3.0/3.0.0/immodules/im-fcitx.so"
"fcitx" "Fcitx (Flexible Input Method Framework)" "fcitx" "/usr/share/locale" "ja:ko:zh:*"
4. Gtk IM モジュールファイル:
1. gtk 2:
All found Gtk 2 immodule files exist.
2. gtk 3:
All found Gtk 3 immodule files exist.
# Configuration:
## Fcitx アドオン:
1. アドオン設定ディレクトリ:
Fcitx アドオンの設定ディレクトリを見つけました: `/usr/share/fcitx/addon`
2. アドオンリスト:
1. 24 の有効なアドオンを見つけました:
fcitx-autoeng
fcitx-chttrans
fcitx-classic-ui
fcitx-clipboard
fcitx-dbus
fcitx-freedesktop-notify
fcitx-fullwidth-char
fcitx-imselector
fcitx-ipc
fcitx-keyboard
fcitx-kimpanel-ui
fcitx-lua
fcitx-mozc
fcitx-notificationitem
fcitx-punc
fcitx-quickphrase
fcitx-remote
fcitx-spell
fcitx-unicode
fcitx-vk
fcitx-x11
fcitx-xim
fcitx-xkb
fcitx-xkbdbus
2. 0 の無効なアドオンを見つけました:
3. User Interface:
Found 2 enabled user interface addons:
fcitx-classic-ui
fcitx-kimpanel-ui
## 入力メソッド:
1. 0 の有効な入力メソッドを見つけました:
2. 既定の入力メソッド
**有効な入力メソッドがありません。**
# Log:
1. `date`:
2013年 11月 11日 月曜日 23:36:12 JST
2. `~/.config/fcitx/log/`:
合計 0
3. `~/.config/fcitx/log/crash.log`:
`~/.config/fcitx/log/crash.log` は見つかりません
もし「Fcitx」の利用に問題が発生した時は、このログの内容を調べると良いでしょう。
5.設定完了
以上で設定完了です。「OK」ボタンをクリックし、再ログインかPCを再起動します。
Fcitxの入力メソッドの確認
最後に「Fcitx」の入力メソッドの確認を行っておきます。「Fcitx」の設定は、Dashホームから以下のように起動することが出来ます。
「入力メソッド」のタブをクリックし、「Mozc」や「Anthy」など利用するインプットメソッドが登録されているか、直接入力用のキーボードレイアウトが登録されているか確認しておきます。
もし期待する「入力メソッド」が登録されていない場合、画面下部の「+」ボタンをクリックして入力メソッドを追加してください。
また各「入力メソッド」を選択して、「入力メソッド」の設定を行っておくと良いでしょう。
注意
「入力メソッド」一覧の一番上にある「入力メソッド」は、直接入力の時に利用される入力メソッドです。一覧の一番上には、キーボードレイアウトを表す「入力メソッド」を設定してください。