Windows 7のパーティション縮小後のパーティションの状態を確認する
Windows 7のパーティション縮小後のパーティションの状態を確認します。「Windows 7をインストールしたパーティションを縮小する」の続きです。
ディスクの管理でパーティション構成を確認する
「ディスクの管理」を起動すると、以下のようにパーティションの情報が表示されます。ブートパーティション
Windows 7をインストールしたパーティションです。以下のようにパーティションのサイズが縮小されていることが分かります。
システムパーティションに変更はありません。
ディスクの空き領域
パーティションの縮小によりディスクに空き領域(未割り当て)が作られています。この空き領域にUbuntuをインストールします。
ブート構成データ(BCD)の情報を確認する
ブート構成データ(BCD)の情報を見てみます。
C:¥Windows¥system32>bcdedit
Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=¥Device¥HarddiskVolume1
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
default {current}
resumeobject {c736c138-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
displayorder {current}
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 30
Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition=C:
path ¥Windows¥system32¥winload.exe
description Windows 7
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {c736c13a-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
recoveryenabled Yes
osdevice partition=C:
systemroot ¥Windows
resumeobject {c736c138-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
nx OptIn
Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=¥Device¥HarddiskVolume1
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
default {current}
resumeobject {c736c138-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
displayorder {current}
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 30
Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition=C:
path ¥Windows¥system32¥winload.exe
description Windows 7
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {c736c13a-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
recoveryenabled Yes
osdevice partition=C:
systemroot ¥Windows
resumeobject {c736c138-d138-11e3-9839-d015949d4cb2}
nx OptIn
特に変更はありません。
Cドライブのプロパティーを確認する
Windowsがインストールされているディスクのプロパティーを見ると、以下のようになっています。パーティションを縮小したため、容量が減っています。
Ubuntuでパーティション構成を確認する
Ubuntuの「GParted」でパーティション構成を確認すると、以下のような構成になっています。/dev/sda2
Windows 7をインストールしたパーティション(ブートパーティション)です。パーティションを縮小したため、容量が減っています。
未割り当て
パーティションの縮小によりディスクに空き領域(未割り当て)が作られています。この空き領域にUbuntuをインストールします。
Cドライブのチェックを行う
次のステップでUbuntuのインストールを行うのですが、ここで念の為Cドライブのチェックを行っておきます。補足
もし他にもNTFSパーティションが存在する場合、それらのパーティション(ファイルシステム)のチェックも行っておくとよいでしょう。UbuntuではNTFSボリュームにアクセスする機能がありますが、NTFSを完全に修復する機能はありません。
NTFSを修復できるのはWindowsだけです。
1.ディスクのチェック画面の表示
Cドライブのプロパティー画面を開き、「ツール」タブから「チェックする」ボタンをクリックします。2.チェックオプションの選択
以下の画面が表示されるので、以下のようにオプションの選択を行い、「開始」ボタンをクリックします。3.ディスク検査のスケジューリング
以下の画面が表示されるので、「ディスク検査のスケジュール」ボタンをクリックします。4.PCの再起動
ディスクの検査を行うため、PCを再起動します。5.chkdskの起動
PCを再起動すると、以下の画面が表示されます。何もキーを押さずに10秒ほど待ちます。
6.ディスクの検査開始
以下のようにディスクのチェックが開始されます。7.ディスクの検査完了
ディスクのチェックが完了すればエラーの修正と共に以下のような画面が表示されます。この後PCが再起動します。
以上で完了です。
「Ubuntuをインストールする」に続きます。