ミラープレースホルダー
「ミラープレースホルダー」は、他の「プレースホルダー」の内容をコピーする「プレースホルダー」です。ミラープレースホルダーのフォーマット
「ミラープレースホルダー」のフォーマットは、以下のようになります。
${番号}
番号について
番号は1以上の数値を指定します。この番号は、コピー元となる「プレースホルダー」の番号を指定します。
従って、ここで指定する番号を持つ「プレースホルダー」が「ミラープレースホルダー」よりも前に存在していなければなりません。
スニペットの記述例
スニペットの記述例です。「シンプルプレースホルダー」を3つ使用しています。
また各「シンプルプレースホルダー」の内容をコピーする「ミラープレースホルダー」を記述しています。
リスト1
${1:アイテム1},${2:アイテム2},${3:アイテム3}
リスト2
1番目:${1}
2番目:${2}
3番目:${3}
${1:アイテム1},${2:アイテム2},${3:アイテム3}
リスト2
1番目:${1}
2番目:${2}
3番目:${3}
スニペットの使用例
ドキュメントに上記のスニペットを挿入すると、以下のようになります。1.タブの入力
スニペットを挿入するため、上記のスニペットに設定してある「タブ」を入力します。2.スニペットの挿入
「Tab」キーを押すと、以下のようにスニペットの内容がドキュメントに展開されます。「シンプルプレースホルダー」は、実線の枠で表示されます。
「ミラープレースホルダー」は、点線の枠で表示されます。
すべての「プレースホルダー」の中で最も番号の小さい「${1:アイテム1} 」に、フォーカスが設定されています。
3.${1:アイテム1}の編集
フォーカスが設定されている状態、もしくはキャレットが設定されている状態で文字を入力すれば、「${1:アイテム1}」の編集が可能です。「${1:アイテム1}」を編集すると、その「ミラープレースホルダー」である「${1}」の内容も同様に変わります。
4.${2:アイテム2}に移動
「Tab」キーを押すと、次に番号の小さい「${2:アイテム2}」にフォーカスが設定されます。5.${2:アイテム2}の編集
フォーカスが設定されている状態、もしくはキャレットが設定されている状態で文字を入力すれば、「${2:アイテム2}」の編集が可能です。「${2:アイテム2}」を編集すると、その「ミラープレースホルダー」である「${2}」の内容も同様に変わります。
6.${3:アイテム3}に移動
「Tab」キーを押すと、次に番号の小さい「${3:アイテム3}」にフォーカスが設定されます。7.${3:アイテム3}の編集
フォーカスが設定されている状態、もしくはキャレットが設定されている状態で文字を入力すれば、「${3:アイテム3}」の編集が可能です。「${3:アイテム3}」を編集すると、その「ミラープレースホルダー」である「${3}」の内容も同様に変わります。
「ミラープレースホルダー」にはフォーカスが設定されないので、この後「Tab」キーを押すと、編集が終了します。
また「ミラープレースホルダー」の内容を直接編集しても、コピー元の「プレースホルダー」に内容は反映されません。