差分の操作
差分の操作時に表示される選択肢の紹介です。以下の選択肢を紹介しています。
- y.現在表示している差分を適用し、次の差分を表示する
- n.現在表示している差分を適用せず、次の差分を表示する
- q.現在表示している差分を適用せず、残りの全ての差分も適用しない
- a.現在表示している差分を適用し、残りの差分も適用する
- d.現在表示している差分を適用せず、残りの差分も適用しない
y.現在表示している差分を適用し、次の差分を表示する
「y」キーを押すと、現在表示している差分(ハンク)をファイルに適用します。現在表示している差分の状態は「差分の適用を決定した」状態になります。
y-1.差分の適用
差分は以下のようになっています。このファイルにある差分は1つです。
差分を適用します。
「-」が表示されている行をファイルから削除し、「+」が表示されている行をファイルに挿入します。
y-2.ステージングエリアのファイル
表示されている差分を適用すると、「ステージングエリア」にあるファイルは以下のようになります。y-3.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、差分を適用したファイルがステージされています。y-4.次の差分の表示
差分の適用が完了すると、次の「差分の適用・未適用が未決」状態の差分を表示します。n.現在表示している差分を適用せず、次の差分を表示する
「n」キーを押すと、現在表示している差分(ハンク)をファイルに適用しません。差分を未適用にし、次の差分を表示します。
現在表示している差分の状態は「差分の未適用を決定した」状態になります。
n-1.差分の内容
差分は以下のようになっています。このファイルにある差分は1つです。
この差分を未適用にします。
n-2.ステージングエリアのファイル
差分を未適用にしたので、「ステージングエリア」にあるファイルは変化しません。n-3.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、「ステージングエリア」にあるファイルを変更していないため、差分適用前の状態と同じです。n-4.次の差分の表示
差分を未適用にすると、次の「差分の適用・未適用が未決」状態の差分を表示します。q.現在表示している差分を適用せず、残りの全ての差分も適用しない
現在表示している差分及び、残りの全ての差分(ハンク)を適用しません。他のファイルの差分も適用しません。
q-1.差分の内容
差分は以下のようになっています。このファイルにある差分は1つです。
差分を未適用にします。
q-2.ステージングエリアのファイル
差分を未適用にしたので、「ステージングエリア」にあるファイルは変化しません。q-3.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、「ステージングエリア」にあるファイルを変更していないため、差分適用前の状態と同じです。q-4.差分適用完了
残りの差分をすべて未適用し、他のファイルの差分も適用しないため、これ以降差分の表示は行われません。処理が終了します。
a.現在表示している差分を適用し、残りの差分も適用する
「a」キーを押すと、現在表示している差分(ハンク)及び、残りの差分をファイルに適用します。残りの差分とは、「差分の適用・未適用が未決」状態の差分のことです。
差分の適用が行われるのは、現在差分を表示しているファイルのみです。
他のファイルの差分の適用には、影響しません。
a-1.差分の内容
差分は以下のようになっています。このファイルにある差分は1つです。
現在表示している差分(ハンク)及び、残りの差分をファイルに適用します。
a-2.ステージングエリアのファイル
表示されている差分を適用すると、「ステージングエリア」にあるファイルは以下のようになります。a-3.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、差分を適用したファイルがステージされています。a-4.次のファイルの差分を表示
次のファイルの差分を表示します。d.現在表示している差分を適用せず、残りの差分も適用しない
「d」キーを押すと、現在表示している差分(ハンク)及び、残りの差分をファイルに適用しません。残りの差分とは、「差分の適用・未適用が未決」状態の差分のことです。
差分の未適用が行われるのは、現在差分を表示しているファイルのみです。
他のファイルの差分の適用には、影響しません。
d-1.差分の内容
差分は以下のようになっています。このファイルにある差分は1つです。
現在表示している差分(ハンク)及び、残りの差分を未適用にします。