サブモジュールの状態を表示するコマンドの説明
「git submodule」コマンドは、「サブモジュール」の状態を表示することができます。コマンドのフォーマット
コマンドのフォーマットは以下のようになります。
git submodule <情報出力オプション> status <オプション> <サブモジュールのパス>
このコマンドの基本的な使い方は、「サブモジュールの状態を表示する」を参考にしてください。
情報出力オプション
情報の出力に関するオプションです。いずれのオプションも省略できます。
エラーメッセージのみ出力する(-q, --quiet)
このオプションを指定すると、エラーメッセージのみ出力します。サブモジュールに関するオプション
サブモジュールに関するオプションです。いずれのオプションも省略できます。
コミットIDを表示する(--cached)
「スーパープロジェクト」が管理している「サブモジュール」の「コミットID」を表示します。このオプションの使用例は、「サブモジュールのコミットIDを表示する」を参考にしてください。
再帰的にサブモジュールの状態を表示する(recursive)
デフォルトでは、「スーパープロジェクト」直下の「サブモジュール」の状態のみ表示します。このオプションを指定すると、「スーパープロジェクト」以下のすべての「サブモジュール」の状態を表示します。
このオプションの使用例は、「再帰的にサブモジュールの状態を表示する」を参考にしてください。
サブモジュールのパス
状態を表示したい「サブモジュール」の「ワーキングディレクトリー」のパスを指定します。このオプションは省略可能です。
サブモジュールのパスを省略した場合
「サブモジュール」のパスを省略した場合、「スーパープロジェクト」直下のすべての「サブモジュール」の状態が表示されます。特定のサブモジュールの状態を表示する
特定のサブモジュールの状態を表示するには、状態を表示したい「サブモジュール」の「ワーキングディレクトリー」のパスを指定します。サブモジュールパスを指定する例は、「サブモジュールのパスを指定して、サブモジュールの状態を表示する」を参考にしてください。