オープンソースのRadeonドライバ
オープンソース版のRadeonドライバは、プロプライエタリのドライバと比較してパフォーマンスや機能に劣る面があります。しかし、オープンソースであるため安定性は良好です。
Unity 3Dも利用できます。
結構お勧めですよ。
ドライバが対応しているRadeonの一覧
「man radeon」コマンドで確認できます。Radeon 7000辺りからRadeon HD6990までサポートされています。
Radeonドライバの設定
Catalyst Control Centerのようなアプリが付属しないため、「システム設定」の「ディスプレイ」から設定を行ったり、直接「xorg.conf」を編集する必要があります。ただ、「xorg.conf」を編集しなくても通常利用なら特に問題はありません。
「xorg.conf」の設定方法は「man radeon」コマンドや、
「man xorg.conf」コマンドで確認できます。
オープンソースRadeonドライバのインストール
以下のようにすでにプロプライエタリなドライバがインストール済みの場合は、ドライバを選択して「削除」ボタンを押します。
念の為ネットワークに接続しておくとよいでしょう。
またドライバーの操作はパッケージ管理システムと連携するため、Ubuntuソフトウェアセンターやアップデートマネージャーは終了しておきましょう。
削除が完了したら再起動して完了です。
これでオープンソースのRadeonドライバが使われるようになります。
ちなみにオープンソースの64bit Radeonドライバモジュールは、「/lib/modules/(Linux Kernelのバージョン)-generic/kernel/drivers/gpu/drm/radeon/radeon.ko」です。
オープンソースRadeonドライバの確認
オープンソースのRadeonドライバが使われているかどうかの確認は、「システム設定」の「詳細」をクリックします。左側のリストから「グラフィック」を選択します。
上記のように「ドライバー」が「Gallium」になっていればOKです。