Clonezilla
ClonezillaはHDDやパーティションの丸ごとバックアップや、コピーができるバックアップソフトです。
Clonezilla自体はLinux OSになっており、CDやUSBメモリ等から起動して利用します。
以前Déjà Dupによるバックアップを紹介しましたが、
Déjà DupはユーザーレベルのバックアップなのでOS全体のバックアップには不向きです。
Ubuntuを新しいバージョンにアップグレードする際は、
既存のUbuntuを丸ごとバックアップしておくとよいでしょう。
また余ったHDDに既存のUbuntuをコピーすることで、
そのHDDからUbuntu起動するなどクローンも可能です。
2種類のClonezilla
Clonezillaには、DebianベースのClonezillaとUbuntuベースのClonezillaがあります。Ubuntuベースの方がハードウェアのサポート範囲が広いため、
UbuntuベースのClonezillaをおすすめします。
違いについては以下を参考にして下さい。
Why stable and testing Clonezilla live are based on Debian, but alternative one is based on Ubuntu ?
Clonezillaのダウンロード
Clonezillaのサイトにアクセスし、左側のリストから「Downloads」をクリックします。1.ベースの選択
ダウンロードするClonezillaを選択します。「stable」が安定版で「testing」がテスト版です。
「stable releases (.iso/.zip)」がDebianベースのClonezillaです。
「alternative stable releases (.iso/.zip)」がUbuntuベースのClonezillaです。
今回はUbuntuベースのClonezillaを利用します。
「alternative stable releases (.iso/.zip)」をクリックします。
「precise」と書かれている通り、Ubuntu 12.04がベースになっています。
2.ダウンロード
以下の画面が表示されます。「20120620-precise」をクリックします。
以下の画面が表示されます。
zipとisoがありますが、どちらを選んでも同じです。
後はISOディスクイメージからCDを作成すれば、ライブCDができます。
またUNetbootinを利用すると、USB起動ディスクを作成することができます。