アップデートマネージャーからアップグレード
アップデートマネージャーからアップグレードします。1.アップデートマネージャーの設定確認
「アップデートの設定」を参考にして「Ubuntuの新バージョンの通知 」を確認します。12.10はLTSではないため「すべての新バージョン」を選択しないと、
アップグレード通知が行われません。
設定を確認したら「ソフトウェアソース」の画面を閉じ、
「再チェック」ボタンをクリックします。
2.アップグレードの通知
以下のようにアップグレードの通知が表示されます。「アップグレード」ボタンをクリックすれば、アップグレードが行われます。
3.リリースノートの表示
リリースノートが表示されます。リリースノートといってもかなり簡易な内容ですので、
以前紹介したリリースノートを参考にしてください。
「アップグレード」ボタンをクリックします。
注意
作業中に強制再起動や電源切断などがないように注意してください。アップグレードをキャンセルする場合は、
必ず各画面に表示される「キャンセル」ボタンをクリックしてください。
アップグレードをキャンセルした場合は、
以下の画面が表示されシステムの状態がもとに戻ります。
4.リリースアップグレードツールのダウンロード
リリースアップグレードツールのダウンロードが始まります。5.アップグレードの準備
アップグレードの準備が始まります。ネットワークの状態にもよりますが、5分ほどで終わります。
しばらく待ちます。
6.追加したリポジトリの無効化
追加したリポジトリが無効化されます。「閉じる」ボタンをクリックします。
7.Ubuntu 12.10リポジトリの設定
Ubuntu 12.10のリポジトリが設定されます。ネットワークの状態にもよりますが、5分ほどで終わります。
しばらく待ちます。
8-1.アップグレードの概要
新たにインストールされるパッケージや、アップグレード・削除されるパッケージの数、ダウンロードサイズ等が表示されます。
ほとんど素の状態のUbuntu 12.04.1 64bit版をアップグレードするだけでも、
878MBのダウンロードが必要になります。
8-2.パッケージの一覧
「詳細」をクリックすると、新たにインストールされるパッケージや、アップグレード・削除されるパッケージの一覧が表示されます。
削除されるパッケージは依存関係等の不整合解消のため削除されます。
「アップグレードを開始」ボタンをクリックします。
9.パッケージのダウンロード
Ubuntu 12.10のパッケージがダウンロードされます。時間がかかります。
注意
アップグレードをキャンセルできる最後のチャンスです。ダウンロードが完了すると、アップグレードはキャンセルできなくなります。
10.アップグレード
ダウンロードしたパッケージを適用します。これも時間がかかります。
パッケージによっては設定内容を聞かれる場合があります。
11.クリーンアップ
リポジトリに存在しないパッケージや、不必要なパッケージを削除するかどうか決定します。追加したリポジトリは無効化されているため、この一覧に表示されることがあります。
基本的に削除をおすすめします。
古いLinux Kernel等が削除されるためです。
また、必要なパッケージ(アプリ)は後からまたインストールすれば済みます。
削除する場合は「削除」ボタンをクリックします。
パッケージを残す場合は「そのまま」ボタンをクリックします。
12.アップグレード完了
アップグレードが完了すると、以下の画面が表示され再起動が促されます。「すぐに再起動」ボタンをクリックしてPCを再起動します。
後は無事にUbuntu 12.10が起動すれば、アップグレード成功です。