Disperインジケーター
Disperインジケーターはマルチモニターの設定を行うインジケーターです。Android端末からリモートでマルチモニター設定を行う機能もあります。
アプリ名は「disper-indicator」です。
注意
DisperはnVidiaのプロプライエタリードライバーに焦点を当てて開発されているため、他のドライバーや他メーカーのグラフィックカードでは動作しない可能性があります。また、nVidiaのプロプライエタリードライバーをインストールしていても、グラフィックカードやドライバのバージョンによっては動作しない可能性もあります。
インストール
クラシックメニューインジケーターのインストールです。1.PPAの追加
以下のPPAを追加します。すでにこのPPAを追加している場合は、この手順を飛ばしてください。
ppa:noobslab/indicators
2.インストール
Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「disper-indicator」で検索します。
「インストール」ボタンをクリックします。
起動
通常はログイン時に自動起動させる使い方になると思いますが、Dashホームから起動することも可能です。Dashホームから以下のように起動します。
ログイン時に自動起動したい場合
自動起動するアプリケーションを起動し、以下の項目を追加します。
「コマンド」は「disper-indicator」にします。
コマンド以外の項目は任意です。
分かりやすい名称を入力しておきます。
「追加」ボタンをクリックして完了です。
インジケーターメニュー
インジケーターをクリックすると、以下のメニューが表示されます。
Monitor setup
マルチモニターの設定を行います。メニューには現在認識されているモニターが表示されるため、表示される内容は環境により異なります。
シングルモニター（CRT2 ~ DFP4）
選択したモニターをプライマリモニターにし、そのモニターにのみ映像を出力します。ちなみにCRTはアナログ接続のモニターで、DFPはDVI接続のモニターです。
Clone
クローンモードにします。マルチモニター
「CRT2 <--> DFP4」は左側にCRT2を配置し、右側にDFP4を配置してマルチモニターにします。「DFP4 <--> CRT2」はその逆です。
「CRT2 Above DFP4」は上部にCRT2を配置し、下部にDFP4を配置してマルチモニターにします。
「DFP4 Below CRT2」はその逆です。
Enable remote control
Android端末からモニターの設定をリモート制御できるようにします。AnDisperをAndroid端末にインストールする必要があります。
Manage application
Android端末側でランチャーに表示するアプリを設定します。About
バージョンで情報を表示します。
